『いきなりマリッジ3』第17話ーー出会って19日目、新郎新婦の間に浮き彫りになる“男女の関係”問題

「ただ楽しいで20日間過ごしてきちゃって……」

 インストラクターの先輩方との食事会で、新婦ナツキ(29歳)は今抱えている悩みを打ち明ける。新郎タケル(33歳)と30日後の生活について話を詰められていないことに、彼女は不安を感じていた。

 “新婚”生活19日目。徳島でタケルの両親に会い、その足で大阪に立ち寄ったタケルとナツキは、一緒に買い物を楽しんでいた。タケルはインタビューにて「今回の旅はめちゃくちゃ良かったなと思います」と笑顔で振り返り、より深い関係になるための意気込みを語っていた。番組スタッフが現時点での結婚の意思を聞くと、タケルは「(残りの2週間で)多分、何かあると思う。その時に確信に変わると思う」と答え、「お互いが納得できて結婚できればいいなと思ってます」と前向きな回答を残した。

 今までの回を振り返ってみても、タケルは比較的、この“新婚”生活にポジティブな姿勢を見せ続けている。一方、ナツキにはまだまだ気になることがあった。東京へ帰ってきたあと、タケルが仕事に出かけると、一人になったナツキが番組スタッフに悩みを漏らした。

「一昨日と昨日は一緒の布団で寝てる。でも、別に何もしてない。一緒に寝ただけ」

 ナツキは男女の関係について悩んでいた。結婚式でおでこにキスされて以降、それ以上のスキンシップをしていない二人。ナツキは、そのような関係になれるかどうか全くわからないまま結婚に踏み切ることができるのか、と悩んでいる様子だった。

 “新婚”生活21日目。タケルの仕事仲間との飲み会に参加することになったナツキ。以前、ナツキが家出した時、その原因は、タケルが知り合いに自分を紹介しなかったからだった。そのことから、番組MCの陣内智則と紗栄子は「ちゃんとナツキを紹介してあげてよ!」と心配の声を上げる。とはいえ、家出後に話し合いをしたこともあってか、タケルはきちんと同僚にナツキを紹介していた。紹介の仕方にやや不安を感じる場面もあったが、タケルの仕事仲間のハツラツとしたノリが、ナツキの緊張をほぐしていく。

関連記事