『テラスハウス』東京編・第32話ーー凌、ビビ&花の想いに出した答えは? 衝撃の告白も

 凌の呼びかけでBBQをするため、東京・表参道に集まる一同。トパスだけは仕事で不参加だった。いつもよりテンション高めな凌は、BBQをしながら各々と会話を楽しむ。みんなでやるBBQにしきりに感動し、「俺の今回のオフで一番の思い出かもしれない」と声を弾ませた。すると突然、凌は「俺、テラスハウスを卒業する」と報告。「うー!」と心を痛める花と、「思った、絶対そのために誘ったんだろうなと」と事情を察していたビビ。凌は卒業の理由について「ずっとチームの監督に『そろそろ出て欲しい』って言われてて。今週、試合がなくて一週間休みもあったし、またその次の週から始まるから、タイミング的にもと思って」と説明する。

 それを聞いた愛華は、なぜか人一倍、号泣し始める。凌の卒業に一番心を痛めているはずのビビと花が静かに涙を流す中、愛華だけがぐしゃぐしゃになるほど泣きじゃくるという不思議な関係性が明るみになった。ビビは、凌に涙を見せないようにか「トイレに行く」と呟いて離席。ビビの意図を察した花は、彼女を気遣って「大丈夫? 声かけに行かなくて」と凌を促した。だが、凌は「トイレに行ったと信じてる」と全く動こうとしない。決して、ビビに気を持たせまいと振る舞った。しかし、その頃ビビは、寒空の下、一人で泣いていた。

 二人で話したいと、凌を誘い出す花。そこで花は、凌に改めて「凌さんに初めて会ったとき、凌さんが合宿終わって帰ってきたときに会って、好きになっちゃった」と告白。「2カ月半好きでした」と最後にはっきりと気持ちを伝えた。そんな真っ直ぐな想いに凌もまた、花を彼女として見ることはできないと正直な心情をぶつける。花と凌はこれで、すっきりと関係を整理できた。花も「成長する機会を与えてくれてありがとう」と前向きな言葉で締めくくっている。

 一方のビビは、モヤモヤを抱えたままだった。BBQからテラスハウスに帰ってくると、ビビと凌はプレイルームで話をすることに。のっけからビビは「いつ話すつもりだったの? ズルすぎる」と凌を責め立てた。付き合うのかどうかというところで止まっていた二人の関係を、うやむやにしたまま卒業を報告した凌に苛立っている様子のビビ。凌は改めて「俺はやっぱり、ビビちゃんがアメリカに行くっていうのがすごく頭に残ってたし、だから、恋人とかっていう風にイメージができなかった」とビビへの気持ちを吐露する。「試す気もなかったってこと?」と食い下がるビビに、「うん……」と力なく俯く凌。

 その後も諦めきれないビビだったが、凌が首を縦に振ることはなかった。さらに凌は、テラスハウスでのことを振り返る。「でも俺は、『楽しかった』って言ったら、たぶんよく思わないかもしれないけど、家にいられた時間はすごく楽しかった。正直この家に入ってきて、恋愛する気とかもほぼなかったし。最初から」と、実はテラスハウスの生活の中で誰かと交際する気は全くなかったことを明かした。

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