ショッピング体験にどんどん浸透するAR

　小売業者や美容ブランドは、より一層の没入感のあるショッピング体験を顧客に提供するために、ARテクノロジーの実装にますます力を入れている。例えば、YouTubeは、メイクアップARを導入している。 AmazonのARメイクしかり。

　ビューティー以外では例えば、スウェーデンの家具大手Ikeaが「IKEA Place」というアプリを提供している。自宅でスマホをかざして、AR技術により、あたかも本当にそこに家具があるがのように配置して、お試しすることが出来る。

　サイズが大きく、重量が重い家具では、失敗だったと気がついて取り替えようとすると、相当な労力が伴いリスクが高いが、ARなら全くかさばらずに、品定めが出来る（参考：https://gizmodo.com/ikeas-expands-augmented-reality-app-lets-you-fill-an-e-1838362429）。

　『ポケモンGO』といったゲームで存在感を発揮してきたARだが、着実にショッピングにも浸透してきている。

（画像＝Pinterest’s new AR tech lets you try on makeup before you buyより

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。