『いきなりマリッジ3』第4話ーー出会って7日目の新婚旅行で問題発生 新郎新婦それぞれが抱える不安とは?

 「今まで付き合った人、毎日ケンカだったんだけど」と振り返るヒナ。彼氏が店員さんと仲良くしているだけでイラッとするという。そんな“やきもち妬き”なヒナに、MCの陣内智則とゲストのアレクサンダーは「可愛い」と絶賛。アレクサンダーが「逆にヤキモチ妬かせたくなっちゃうよね」と言ったとき、紗栄子は「それが笑いに終わればいいんですけどね」と呟いていた。優しいジュンペイのちょっとした言動が、ヒナの嫉妬心に火をつけないか心配だ。

 “新婚”生活7日目。シュノーケリングを楽しむ二人は、ウミガメと泳ぐ貴重な体験をする。新婚旅行最後の夜のディナーで、ジュンペイに「(新婚旅行は)どうでした?」と聞かれたヒナは「胸がいっぱい」と笑顔を見せた。しかし、このあとの会話で、冒頭のヒナの発言を皮切りに、二人の間には若干の気まずい空気が流れることに。

 新婚旅行最後のインタビューで、ヒナは「(ジュンペイが)先生かのように言ってくる」と顔をしかめ、彼の“大人らしい対応”に「疲れちゃう」と本音を明かした。これからの“新婚”生活で、内に秘めている部分をお互いにさらけ出すとき「(二人の関係が)一回だけ壊れる気がする」と予想するヒナ。スタッフに「そこを経てじゃないと深まらない?」と問われると、コクリとうなづいていた。ヒナは決して関係が壊れることを望んでいるわけではない。だが、仲を深めるためには一度大きな衝突が起こるのではと覚悟しているようだ。

 ジュンペイにも不安があった。「頼りたいとは思えないです、彼女に対しては」と真剣な面持ちで告白する。結婚するなら支え合いたいと考えているジュンペイ。年の差ゆえ、甘えられてしまうことは自覚しつつも、「あの子には支えてもらえないかな」と正直な思いを吐露した。

 仲睦まじい姿が度々映し出されるからこそ、二人の間にある“薄い壁”が際立った第4話。陣内やアレクサンダーが考察していたように、ヒナは優しすぎるジュンペイの態度と“30日”しかない結婚生活に不安や焦りを感じているのかもしれない。次週予告では、結婚に前向きな姿勢を見せるジュンペイとは対照的に、涙を見せるヒナの姿が映し出された。“薄い壁”を破り、お互いの思いを曝け出すことはできるのだろうか。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■番組情報
『いきなりマリッジ3』
毎週土曜よる10時~10時30分放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
第4話放送URLはこちら
(c)AbemaTV

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