“あの人のゲームヒストリー”第十三回:山里亮太

南キャン山里亮太に聞く、ゲーム遍歴と“配信”の楽しさ「子供のころ以来じゃないかってくらい楽しい」

「ゲームって(現実世界に)活きないから楽しい気もする」

ーー見ている側としては、その無邪気さが伝わってきてこちらまで楽しくなります。ちなみに、ゲームをやってきて得た知識や経験が、ご自身の活動に活きた瞬間はありますか?

山里:トークの喩えに出てくる、とかかな……他の人はどんなこと言ってるんですか?

ーーゲームをやることで、自分を俯瞰で見れるようになったとか、活動のなかでの目標がクエストみたいに感じて、ゲーム感覚でクリアできるようになる、とか。

山里:いやいや、その人たち絶対後付けで盛ってますって! 絶対自分のことを俯瞰で捉えて、ゲーム的要素で活動してる人なんかいないよ!

ーーこちらがこじつけさせてしまっているところもあるかもしれません……。

山里:もちろん、言おうと思えば言えますよ。目の前のデカい特番を『ドラクエ』や『FF』のボスだと思って、「今日はハネそうだから梅沢富美男さんにバイキルトをかけて、ガンガン行ってる間にスクルトで防御力上げておこう」とか、「IKKOさんがノッてるからバーサクをかけておこう」とか。そしたら「どんだけ~!」「ヤダ~!」だけで敵も味方も全員なぎ倒してくれますから(笑)。

ーー瞬時に出てきましたね(笑)。

山里:真面目な話をすると、ゲームって現実に活きないから楽しい気もするんですよ。現実逃避できるからこそ面白かったり。

ーー確かにそうかもしれません……。最後に、この後「山里の荷車」でやってみたいタイトルや、実現してみたいことはありますか?

山里:『荒野行動』はこれからもやると思うんですけど、新しいタイトルは何にしようか考えているところです。個人的には『限界しりとりMobile』と『ポケモンGO』ばかりやってますね。『ドラクエウォーク』もやりたいんですけど、配信には向いてないかもしれません。

 これからも水曜日の夜中、22時過ぎか27時過ぎくらいにやっていくので、オススメのタイトルをコメントなどで教えていただけるとありがたいです。時々僕のカラオケ大会の日もありますけど(笑)。

(取材・文=中村拓海/撮影=下屋敷和文/撮影協力=TBSラジオ)

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