iPhone 11にセキュリティの脆弱性が発覚、購入は9月30日以降がベスト?

iPhoneは過去に何度も同様の不具合、売上への影響が懸念

 奇妙なことに、連絡先情報が危険にさらされたのは、これが初めてのことではない。2013年、iOS 6.1の問題では、連絡先情報、通話記録、メディアにアクセスできるようになっていた。

 かつて、iOS 7やiOS 8.1にも同様の問題があったが、その不具合はさらに悪化し、ユーザーがロック画面を完全にバイパスすることさえできたうえ、iOS 12.1でも連絡先詳細が危険に晒された。

 iPhoneは近年、売上が伸び悩んでおり、新機種が発表されるタイミングで、不具合があるというのは懸念事項だ。長期的な解決に向けて対処しているとのことなので、その後の挽回に期待したい。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

関連記事