2018.10.03 07:00

ミス・テラスハウス島袋聖南が語る“リアリティーショーで自分を見せる”ということ「さらけ出したっていうか、勝手に出ちゃったんです」

リアリティーショーで全てをさらけ出すということ

――25歳のときからずっとテラスハウスで恋愛をしてきたと放送でも言われていましたが、テラスハウスで誰かと付き合うことについて、どのように捉えていますか。

聖南：色んな人に付き合う過程を見てもらっていて、私たちのことを知ってくれて、応援してくださっているので不思議な気持ちでもあり、嬉しいし、期待にも応えたいなという気持ちになります。

ーーやはりテラスハウスにしかない恋愛の魅力というものはありますか？

聖南：そうですね。やっぱり６人で生活しているなかで、それぞれの見えない動きや「こう思ってたんだ」ということを後々、オンエアを見て知ることがあって、そういう面白みはありますね。見えないところのストーリーが見えるって、面白いなって思います。あと、一緒に住んでいるので、帰ってきたら気になっている人がいて、「おやすみ」って言って別々に寝る……というのもあがりますよね（笑）。シェアハウスのなかの恋愛って、みんなの関係性もそうですが面白いなって思います。それに、自分にないものを持っている魅力的な子が入ってきますし、年下だけど頑張っている子たちといると、すごく刺激になって、常に初心に戻れるなと思います。

――聖南さん自身は、リアリティーショーで全てをさらけ出すということについてどう思っているのでしょうか。

聖南：やっぱり人って全てをさらけ出すことって怖いし、勇気が要りますよね。でも客観的に見てさらけ出した方が面白いじゃないですか！（笑）　その殻を破るのは難しいですが、テラスハウスだと、裸の部分を見せた方が応援してくれるんです（笑）。なので、翔平ちゃんにも「もったいないな」と思うところがあったので、「全てをさらけ出した方がいいのよ」って、アドバイスというかお伝えしましたね。

――聖南さん自身がさらけ出せた瞬間は、どういう時でしたか？

聖南：さらけ出したっていうか、勝手に出ちゃったんですよね（笑）。自分でも後からびっくり、もう「やっちゃった……」みたいな。たぶん、最初がまーくん（湯川正人）とのチューしたときかな。大概酔っぱらっているときなんですけど、勇気をもってさらけ出したというより、「出ちゃった」ってやつなんですよ、私の場合は（笑）。

――自分自身をさらけ出して、それが魅力として受け止められているのに気づいて、「これでいいんだ」と感じたのでしょうか？

聖南：そうですね、「他の誰かみたいにしなくても、私は私でいいんだ！」って、自分自身を認めて自信を持てるようになりました。なので、メンバーが人間関係、世間のアンチに悩んでいるときには、「私はこういうふうにしてきたよ、だから大丈夫だよ」っていうのはお伝えしてきましたね。みなさん選ばれた人たちで魅力があるので、その魅力を開花してほしいし、出さずに終わってほしくないんです。

――「やっちゃった」というエピソードで、一番印象に残っていることはなんですか

聖南：それはやっぱり、みんなが見ていないところでチューしちゃったことですね。堂々とチューしたらよかったなって思いました。……いや、やっぱりノアに馬乗りしちゃったやつかもしれないです。怖くてまだちゃんと見れていないんですけど、ひとりのときにこっそり見たいです……。