大音量&長時間再生可能なHD Vinyl、ハイレゾ録音可能なプレーヤー…アナログレコードに技術革新

 また、日本では2018年1月に、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、アナログレコードを29年ぶりに自社生産することを発表した。世界だけでなく日本でも、カセットテープやアナログレコードの需要が、今年度も伸びていくことが予想される。オーディオのアナログを巡る技術が進んでいくのは、とても嬉しいニュースだ。

 「HD Vinyl」や「PS-HX500」のように、これまでに蓄積された貴重なオーディオ技術の財産を、今後、ハードとソフトの技術革新でどのように活かしていくのかが重要になっていきそうだ。

■吉川敦
フリーライター。音楽と言葉が大好物。憧れの人物はアインシュタインとエルキュール・ポアロとアンディ・ウォーホル。

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