『ポリティカルパン』香取慎吾がまさかの登場 政治への“無関心”が本格的に問われる展開に
本当に、誰がトップに立っても同じなのか!?
もしあのとき、タカ派の一郎と総裁の座を争っていた、ハト派の政治家・井川重昭(橋本さとし)が当選していたら……。そんな“ifの世界”に思いを馳せたくなる閉塞感が、今のニッポニアには漂う。その影には、乾の育ての親とも言える、政界のフィクサー・片桐元(リリー・フランキー)の死も絡んでいた。
一郎の大スキャンダルを握ったと乾に話していた片桐。だが、その直後に命を落とす。警察は飲酒運転事故として処理したが、乾に話していたスキャンダルの証拠となる資料が失くなっていたことからも、その事故が誰によって引き起こされたものなのかが見えてくる。
「これ以上奪われてたまるかよ」とは、片桐が終戦を迎えた際に奥歯で噛み締めた悔しさだ。戦争で人生も家族も奪われた。それを引き起こしたのは国だ。ならば、どんな手を使ってでも国を動かす側に立つ。片桐の政治は、自ら流した血の上にある執念とも呼べるものだったように思う。
だが、結果的にその生命までも奪われてしまった。一郎の指示によって手が下されたという明確な証拠はない。しかし、乾がダークな金の動きを記した通帳を見つけた。それが「二十一世紀国家研究会」名義の口座。小早川家が盗まれても、騒ぐことのできない「パンドラの箱」だった。
決して開けてはならないものとして語り継がれる、パンドラの箱。貧困、悲しみ、戦争、殺戮、欺瞞、老い……こうして羅列してみると、何千年も前から人々が憎んできたものが変わらないように思う。だが、箱から様々な厄災が飛び散ったあと、その底には希望が残っていたとされている。乾が小早川家のパンドラの箱を解き放った後にも、希望が見えるだろうか。
「誰がなっても同じじゃない?」なんて諦めの言葉を吐きながらも、多くの人は心の中で願っている。そんなことを言わせない総理大臣が誕生してくれないか、と。果たして、玉矢とはどんな人物で、どのような政治をするのか。それは、また士郎たちの操り人形になってしまうのか。それとも次の30年を占う人事となるのか。予告編で見せた玉矢の「大丈夫じゃないよー!」の叫びは、どこか夏目との相性の良さを感じさせるものだが、果たして――!?
■放送情報
『ポリティカルパン』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:石原さとみ、高橋一生、河合優実、寛一郎、猫背椿、川西拓実(JO1)、吉田ウーロン太、きょん(コットン)、宮本エリアナ、矢野聖人、美村里江、平泉成、余貴美子、香取慎吾、酒向芳、間宮啓行、岩松了、古舘寛治、草刈正雄、渡部篤郎ほか
脚本:野木亜紀子
主題歌:RADWIMPS「娑婆堕罵 -Shabadaba-」(Muzinto Records/EMI)
音楽:岩崎太整
プロデュース:北野拓
制作プロデューサー:白石裕菜 (ホリプロ)、加藤若葉 (ホリプロ)
演出:髙野舞、谷村政樹、及川拓郎
制作協力:ホリプロ
制作・著作:フジテレビ
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