広瀬すず、10代の葛藤を経てたどり着いた現在地 「仕事がどんどん“生活”に馴染んできた」
「ミステリアスなほうがカッコいい」
――広瀬さんご自身、10代の頃と20代後半を迎えた現在とで、役者という仕事への向き合い方に変化はありましたか?
広瀬:年齢を重ねるにつれて、このお仕事がどんどん“生活”に馴染んできた感覚があります。10代の頃はすべてが刺激的で、学校や部活の延長線上のような感覚もありつつ、“仕事”だと身を構えてやっていた部分がありました。当時は「なんで自分じゃない自分を演じて、常に人に見られなきゃいけないんだろう」とか「本当の自分を知ってほしい、理解してほしい」という葛藤やギャップがすごくあったんです。でも年齢を重ねる中で、普段のご飯を食べている素の姿なんて見せる機会もないし、「別に本当の自分なんて知ってもらわなくていいや」と思えるようになっていきました(笑)。
――肩の力が抜けて、自然体になられたのですね。
広瀬:はい。「ミステリアスなほうがカッコいいじゃん!」みたいなざっくりした考えになってきて(笑)。作品さえ観ていただければ何でもいいし、それが一番報われるなと思えるようになりました。仕事なのか生活なのか分からないくらい気持ちよく馴染んでいる今の感覚が、自分としてはものすごくラクですね。
――これから30代へ向かっていく中で、ご自身の将来の展望などは描かれていますか?
広瀬:それが全然ないんです(笑)。もともと「こうなりたい」とか「こういう作品をやりたい」という目標があまりないタイプで、その興味のなさが自分自身をラクにさせてくれている気がします。最近は「わざわざ自分から新しいチャレンジをしに行くのは大変だな……」なんてエネルギーの衰えを感じたりもするんですけど(笑)。それでも周りの素晴らしい方々が不意に新しい環境や挑戦を与えてくださるので、それに導かれながら一つひとつ楽しんで向き合っていきたいです。
■公開情報
『汝、星のごとく』
全国公開中
出演:横浜流星、広瀬すず、松村北斗、中村アン、濱田岳、尾野真千子、木村佳乃、石田ゆり子、長谷川博己
原作:凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社文庫)
監督:藤井道人
脚本:安達奈緒子
音楽:大間々昂
主題歌:RADWIMPS「夕星-ゆうづつ-」
制作プロダクション:TOHOスタジオ、ドラゴンフライ
配給:東宝
©2026「汝、星のごとく」製作委員会 ©凪良ゆう/講談社
公式サイト:
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公式Instagram:https://www.instagram.com/nanji_movie/
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<応募締切>
11月7日(土)