『劇場版 薬屋のひとりごと』主題歌は米津玄師「春が灯り」 新予告&新ビジュアルも
12月11日に公開される『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の主題歌が、米津玄師の書き下ろし新曲「春が灯り」に決定。あわせて新予告と新キービジュアルが公開された。
本作は、日向夏による小説『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)を原作としたアニメシリーズの劇場版。後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫が難事件を解決していく謎解きエンターテインメントで、原作はコミカライズ含めシリーズ累計4,500万部を突破している。2025年に放送されたテレビアニメ第2期は、「ABEMA2025年アニメ上半期ランキング」のアニメ全体再生数、新作アニメ再生数、年代別(10代・20代・30代以上)の各部門で1位を記録。北米のアニメ専門ストリーミングサービスCrunchyrollでも2025年4月期のランキングで1位を獲得し、クランチロール・アニメアワードでは最優秀監督賞、最優秀ドラマ作品賞、最優秀声優賞、最優秀主演キャラクター賞を受賞した。10月からはTVアニメ第3期が放送されている。
劇場版で描かれるのは、原作者・日向夏による完全新作オリジナルストーリー。5年前に後宮で亡くなった妃の遺体を故郷へ返すという帝の命を受け、猫猫と壬氏は南の地・未南州へと旅に出る。辿り着いた活気あふれる水上都市で、まだ見ぬ薬や植物に心躍らせる猫猫だったが、妃の遺体に隠された謎に直面。さらに、その地で暴れまわる水賊や、前頭領が隠した財宝の存在も明らかになっていく。
主題歌を担当する米津は、原作者の日向と監督の長沼範裕との打ち合わせを経て、新曲「春が灯り」(はるがともり)を書き下ろした。米津は「この曲を作るにあたり、頂いた脚本を読み込む一方で参照したのは童謡でした。なかでも『チューリップ』と『あんたがたどこさ』に大きな影響を受けています」とコメントを寄せており、わらべ歌のように聞く人の心に寄り添う温かさと懐かしさを併せ持つメロディとなっている。
あわせて公開された新予告は、「このまま何もわからぬまま終わってしまえば…」「寂しい人」という意味深なセリフと、主題歌の跳ねるようなピアノフレーズから始まる。若晴に仕えていた元侍女頭の銀山や、妾の子として一族の子供たちからつまはじきにされている末息子・沐清、死んだ前頭領が隠した財宝を探す水賊の頭領・水蛇など、新キャラクターたちの姿が切り取られている。若晴の遺体を見て「どうして……」と呟く銀山、望まれた子ではないと吐露する沐清と一族が抱える秘密、そして何者かによって奪われた遺体の首など、いくつもの事件が交錯する様子が「春が灯り」の情緒的な旋律とともに描かれている。
また、劇場版の登場キャラクターが集結した新キービジュアルも公開。ボロボロの猫猫と沐清、剣を持つ強い表情の壬氏、高順や羅漢などお馴染みのキャラクター、祈るような若晴と銀山、その後ろで暗躍する化蛇団など、物語を紐解く伏線が散りばめられた色鮮やかな仕上がりとなっている。
米津玄師(主題歌「春が灯り」) コメント
この曲を作るにあたり、頂いた脚本を読み込む一方で参照したのは童謡でした。なかでも「チューリップ」と「あんたがたどこさ」に大きな影響を受けています。人と人との間で生じる継承、その行く末は、必ずしも誰かの承認や公的な手続きを必要とせず、各々で勝手におさまり勝手に選び取っていくものだと思います。春が灯りという名前の曲です。よろしくお願いします。
■公開情報
『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』
12月11日(金)全国公開
出演:悠木碧、大塚剛央、伊瀬茉莉也
原作・ストーリー原案:日向夏『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
監督:長沼範裕
脚本:柿原優子
キャラクターデザイン/総作画監督:中谷友紀子
色彩設計:相田美里
美術監督:三宅昌和
美術ボード:丹治匠、TJ
CGプロデューサー:町田政彌
撮影監督:武山篤
編集:今井大介
音響監督:はたしょう二
音楽:神前暁、Kevin Penkin、桶狭間ありさ
主題歌:米津玄師「春が灯り」
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO
製作:劇場版「薬屋のひとりごと」製作委員会
配給:東宝
©2026 劇場版「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス
公式サイト:https://kusuriyanohitorigoto.jp/movie/