北村匠海、月9挑戦は“2度目の転機”に? 『あんぱん』から『サバ缶、宇宙へ行く』へ

 フジテレビの月曜21時枠、通称“月9”は、1週間の始まりを飾るドラマ枠だ。だからだろうか。月9ドラマの内容と主演が発表されるときには、他のドラマ枠にはない高揚感を覚える。

 春クールの月9は、宇宙食開発を題材にした『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)だ。主演は北村匠海。冬クールでは『リブート』(TBS系)の最終回にサプライズ出演し、大きな注目を集めた北村。4月29日には、映画『SAKAMOTO DAYS』の公開も控えている。

 ここ数年の北村は、まさに八面六臂の活躍ぶり。映画『東京リベンジャーズ』やNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』などの少年漫画原作作品に出演したかと思えば、映画『悪い夏』や『愚か者の身分』などの重厚な作品でも高い評価を得た。地上波ドラマでは、『星降る夜に』(テレビ朝日系)ではラブロマンス、『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)ではヒューマンコメディと、ジャンルを問わない活躍をみせている。映画でもドラマでも、どんなジャンルの作品でも、その世界に溶け込みながら、視聴者を惹きつけ続ける俳優だ。

 そんな北村の俳優キャリアの1つの到達点が、朝ドラ『あんぱん』(NHK総合)の柳井嵩役だ。社会に揉まれながら変化する嵩を、少しずつ色が足されていく絵画のように演じていき、人生を見事に表現してみせた。

 北村にとって『サバ缶、宇宙へ行く』は、地上波連続ドラマ初主演作となる。朝ドラの準主役で1つの役に半年間向き合ったあとの新たな挑戦になるのだ。

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