常盤貴子、『ラジオスター』“娘”大野愛実を大絶賛 「一緒にいられて楽しかったです」
NHK夜ドラ『ラジオスター』で小野さくら役を担当する常盤貴子のインタビューコメントが公開された。
本作は、能登を舞台に、予算もない、スタジオもない、電波もない中で、傷ついた町を明るくするためにラジオパーソナリティーとなった主人公・柊カナデと、名もなき市民たちがスターになっていく姿を描くノンストップエンターテインメントドラマ。常盤が演じる小野さくらは、おしゃべり好きなみんなのお姉さん的存在。夫は料理人で、地元を深く愛し、夫婦で夢だったペンションを建設していたが、地震により中断している。町に絆を取り戻したいと開局に参加したキャラクターだ。
連続テレビ小説『まれ』(2015年度前期)に出演して以来、能登の人々と縁が続いているという常盤。「今、この時期に能登を舞台としたドラマを制作することがどれだけ大変なことかが分かるので、オファーをいただいたとき、思いを形にしてくださったことへの感謝とリスペクトでありがたくお受けしました」と出演の喜びを語る。台本については「『今の能登』がとてもよく表されたお話」と感想を述べ、「登場人物のみんなが明るく話しているけれど、それぞれが目の前の問題や、心に傷を抱えている。それでも、前を向いて生きようとする姿が描かれています」と魅力を語った。
自身が演じるさくらについては、「『能登のおしゃべりお姉さん』という、自分で考えたキャッチフレーズでおなじみのさくらは、もともとの気質として陽気で、人と話すことが好きな女性なんだと思います」と分析。「地震で大変な思いを経ての今だからこそ、努めて朗らかでいたいと考えていると感じました」と役柄への思いを明かし、第2回でさくらが空き地に花を植えるシーンを引き合いに出し、「『人の心にも花を植えていくような生き方がしたい』と思っているのではないかと想像します」と語った。
第7回では、ラジオブースでの「小野家の家族会議」が放送される一幕も。夫・政博を演じる風間俊介とのシーンを振り返り、「お互いを思いやっているからこそ、核心に迫る話ができずにいたのでしょうね。やっぱり、第三者に聞いてもらうことで話せることってあると思うので、ラジオという装置がさくらにとってはありがたかったんだと思います」と回顧。娘・まな役で初ドラマ出演を果たした日向坂46の大野愛実については「現場でのふるまい方や芝居のことなど周りの人たちにたくさん聞いて、スポンジのようにすべてのことを吸収しようとしていました」と絶賛し、「愛実ちゃんが娘で良かった! 一緒にいられて楽しかったです」と共演の喜びを語った。
最後に視聴者へ向けて、「『今の能登』を描いたドラマということで、『きっと地震のことが出てくるんだろうな』『見るのちょっとしんどいな』と思われてしまうかもしれませんが、とても明るいドラマです」とアピール。「ドラマを見て『能登ってすてきな場所だな』と思っていただけたら、ぜひ行ってみてください。特別に何かをしようとしなくても、『その一歩』を踏み出して来てくれたことだけで、地元の皆さんにとってはうれしいと思います」とメッセージを送った。
■放送情報
夜ドラ『ラジオスター』
NHK総合にて、毎週月曜~木曜22:45~23:00放送
出演:福地桃子、甲本雅裕、常盤貴子ほか
作:小寺和久
音楽:田渕夏海
主題歌:MISIA「舟いっぱいの幸を」(詞・曲:松任谷由実)
制作統括:福岡利武
プロデューサー:松木健祐
演出:一木正恵、小野見知、土井祥平、原田氷詩
写真提供=NHK