堤真一×山田裕貴×有村架純が語る『GIFT』への想い 「本当の意味での“フラットな世界”」
4月12日より放送される日曜劇場『GIFT』(TBS系)より、堤真一、山田裕貴、有村架純のインタビューコメントが公開された。
本作は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく絆と再生の物語。金沢知樹が脚本を手がける完全オリジナルストーリーで、堤が27年ぶりに日曜劇場で主演を務める。
天才“すぎる”頭脳を持った宇宙物理学者の主人公・伍鉄文人(堤真一)が、ひょんなことから車いすラグビーに出会い、3年間勝利なしの弱小チーム「ブレイズブルズ」を日本一に導くと宣言。伍鉄が“ブルズ”の抱える難問の答えを導き出していく中で、選手と本気でぶつかり合い、自身の抱える難問とも向き合っていく姿を描く。ブルズに所属する孤高のエース・宮下涼を山田裕貴が演じるほか、有村架純、本田響矢、細田善彦、円井わん、越山敬達、八村倫太郎、吉瀬美智子、安田顕らが共演に名を連ねている。
撮影現場での印象について、堤は「山田くんがすごくリーダーシップをとってやってくれている」と絶賛し、「前回の共演作では上官と部下という関係でしたが、今回は僕の方が部下のような感覚です(笑)」と笑顔でコメント。有村は「同じ関西出身ということもあり、時にイジったりしながら、楽しくやらせていただいています」と和やかな現場の雰囲気を伝えた。
それぞれが演じるキャラクターについて、堤は伍鉄を「いろいろな人と関わる中で、少しずつ人との関係性というものに気づき始める」と分析した。山田は涼を「伍鉄や人香からいろいろな言葉や心の“ギフト”をもらうことで、一歩ずつ踏み出せるようになる」と変化についてコメントした。有村は人香を「過去のトラウマから、自分の心を縛っているようなところがある反面、誰かに助けられた時に思うような、“自分も誰かの明日を明るくしたい”といったささやかな気持ちも持っている人」と分析した。
物語の軸となる車いすラグビーの魅力について、堤は「スピードや衝撃音もすごいのですが、それ以上に頭脳プレーの側面がとても強い」と語り、「いろいろな意味で垣根が全然なく、障がいのあることを全く感じさせないプレー姿を目にした時は衝撃というか、本当の意味での『フラットな世界』だなという感覚になった」と振り返った。山田は「本当に車いすラグビーの世界は平等なんです。全力で性別関係なく本気でぶつかり合えることは素晴らしいですし、魅力の一つだと思いました」と熱弁した。
堤真一(伍鉄文人役)×山田裕貴(宮下涼役)×有村架純(霧山人香役)コメント
出演オファーが届いた時の感想
堤:車いすラグビーに焦点を当てて、その選手たちの人生を描いた作品というのは今までのドラマではあまりない印象でしたし、さらに原作のないオリジナルストーリーという意味でも、挑戦する価値があると感じました。
山田:僕は障がいがあるない関係なく、まず「スポーツをやるんだ」、ということを一番に考えました。
有村:私もスポーツにたくさん心を動かされてきた一人なので、この作品の一部になれることが、とてもうれしかったです。また他の方々とは少し違う視点を持つ役どころも興味深かったです。
台本を最初に読んだ時の感想
堤:最初の段階では、キャラクターの言動など少し疑問を感じるところがあったので、僕が描く伍鉄のイメージとスタッフの方々のイメージの擦り合わせをさせていただきました。結果として、全体的にもさらに良い内容になったと思います。
山田:僕も当初のキャラクター像については、「今の僕がやるなら、何かもう少し違ったアプローチができるかな」という印象を持ったので、堤さんのおっしゃるように現場で皆さんと話し合いながら考えていこうと思っていました。
有村:いろいろな年齢の人たちが一つになって目標に向かっていく姿も面白くて、すごく爽やかな、今までの日曜劇場とは一味違う作品だなと思いました。お二人がおっしゃるように、何かあれば都度相談しながら、みんなで作り上げていっているような感覚です。
撮影を経て感じたそれぞれの印象
堤:僕は車いすラグビーの選手役ではないので、現場では、チームのエース役でもある山田くんがすごくリーダーシップをとってやってくれています。その姿を見ていると、前回の共演作では上官と部下という関係でしたが、今回は僕の方が部下のような感覚です(笑)。
山田:いやいや、そんなことはないです(笑)。
堤:本当にしっかりとみんなをまとめてくれているので、すごく頼もしいですよ。有村さんは今回が初めましてですが、同じ関西出身ということもあり、時にイジったりしながら、楽しくやらせていただいています(笑)。
有村:はい(笑)。
山田:堤さんとは、映画『木の上の軍隊』(2025年)での共演経験があったからなのか、「ここはこうかな、どうかな?」と僕に相談していただけることが当時より多くて、「頼ってくださっているのかな」と、うれしく思っています。今回の現場では、僕なんかで良ければ堤さんを支えられたら、という感覚がすごくあります。有村さんとは、涼と人香の距離の縮め方も含めて、ものすごく細かいところまでちゃんと話し合えるのですごく頼もしいですね。
有村:クランクインが堤さんと同じ日だったのですが、堤さんがその場の端から端までを自分の舞台にしてお芝居されている姿に衝撃を受けて、「この技術欲しい!」と強く思いました(笑)。毎日いい刺激をいただいています。山田さんは、20代の頃から共にこの世界を走ってきた仲間ですし、役者としてはもちろん人間としての信頼感がすごく大きくて。いろいろな悩みも共有できる、すごく稀有な存在です。
伍鉄、涼、人香をどう捉えているのか
堤:伍鉄は宇宙の謎を数式で探求していくことに喜びを見出していて、数字の中で生きているような人物です。人と接することはものすごく苦手で、周りからも孤立していたけれど、(ブレイズ)ブルズとの出会いから、自分が勝つための数式を与えていたつもりが、逆にチームのみんなから自分に欠けていたものを与えられて、少しずつ変わっていきます。
山田:涼は(心にも)深い傷を負っていて、そこで立ち止まってしまっているので、本当は何よりも車いすラグビーとブルズが好きだということに気づけていない人です。そんな中、伍鉄や人香からいろいろな言葉や心の“ギフト”をもらうことで、一歩ずつ踏み出せるようになる。最初と最後の変化がすごくある役だなと思います。
有村:人香は過去のトラウマから、自分の心を縛っているようなところがある反面、誰かに助けられた時に思うような、“自分も誰かの明日を明るくしたい”といったささやかな気持ちも持っている人という印象を持ちました。そんな人香が車いすラグビーと出会って、どんな心の変化が起こっていくのかを考えながら撮影に臨んでいます。
車いすラグビーの魅力や面白さは
堤:もちろんスピードや衝撃音もすごいのですが、それ以上に頭脳プレーの側面がとても強くて。障がいの程度によって点数でクラス分けされて、全員を強い選手で固めることはできないですし、さらに女性もメンバーに加わった中で本気でぶつかり合うんです。いろいろな意味で垣根が全然なく、障がいのあることを全く感じさせないプレー姿を目にした時は衝撃というか、本当の意味での「フラットな世界」だなという感覚になりました。
山田:堤さんのおっしゃる通りで、本当に車いすラグビーの世界は平等なんです。全力で性別関係なく本気でぶつかり合えることは素晴らしいですし、魅力の一つだと思いました。
有村:実際の試合にも観戦に行かせていただきましたが、選手の皆さんそれぞれに個性があって、とにかく迫力がすごくて。プレーのスタイルもチームによって全然違うこともとても素敵で、面白いなと思いながら見ていました。
本作の見どころ
堤:一言で見どころを言うなら、“車いすラグビー”です。“人間はそれぞれ違う”ということが、すごく明確に分かると思いますし、それぞれ違う人たちが影響し合っている関係性も、素晴らしいと思います。こういう世界があるということが視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思っています。
山田:練習の時からご指導いただいている現役選手の皆さんは、このドラマを通して車いすラグビーのことが世間に広く知れ渡り、障がいのある子どもたちが興味を持つきっかけにもなったらうれしい、という想いがあって、その気持ちは僕も同じです。これからも車いすラグビーを続けたいと思うくらい、今回知ることができたこの競技の楽しさを伝えていきたいです。
有村:観戦時に入場料が無料だったことに驚き、車いすラグビーの現実の一端のようなものを感じたので、少しでも車いすラグビーに貢献できたら、とても意義があるなと思います。選手の皆さんにしかない強さを感じますし、この作品を通して車いすラグビーに興味を持っていただけたら、すごくうれしいです。
■放送情報
日曜劇場『GIFT』
TBS系にて、4月12日(日)スタート 毎週日曜21:00~21:54放送
出演:堤真一、山田裕貴、有村架純、本田響矢、細田善彦、細田佳央太、円井わん、越山敬達、八村倫太郎、やす(ずん)、水間ロン、冨手麻妙、ノボせもんなべ、杢代和人、宮﨑優、生越千晴、町田悠宇、澤井一希、中山脩悟、田口浩正、西尾まり、真飛聖、麻生祐未、菅原大吉、吉瀬美智子、玉森裕太、安田顕、山口智子
脚本:金沢知樹
企画・演出:平野俊一
演出:加藤尚樹、伊藤弘晃
プロデューサー:宮﨑真佐子、内川祐紀
協力プロデューサー:中澤美波
監修・協力:一般社団法人日本車いすラグビー連盟
製作著作:TBS
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/GIFT_tbs/
公式X(旧Twitter):@gift_tbs
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