波瑠、川栄李奈らのインタビュー含むメイキングは必見 『フェイクマミー』特典映像を解説

 波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めたTBS金曜ドラマ『フェイクマミー』のBlu-ray&DVD BOXが3月27日に発売される。特典映像はおよそ2時間にわたる大ボリュームの内容で、特にキャストほぼ全員のインタビューを含むメイキングは必見だ。

「フェイクマミー」Blu-ray&DVD 特典映像を含むスペシャルPV公開!

 本作は、次世代を担う脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回で大賞を受賞した園村三の作品をドラマ化したもの。脚本を読んだ時の感想について、主演の二人が「すごく斬新で新しい切り口」(波瑠)、「今後、どうなっていくのかなってすごく一視聴者として気になるような1話の台本でした」(川栄)と語っているように、物語の導入から新鮮さと吸引力に溢れていた。

 波瑠演じる花村薫は東大卒の大手商社勤めで、優秀社員賞に選ばれたこともあるエリート。だが、「母親も働きやすい会社」というイメージアップのために昇進させられた子育て中で時短勤務の同僚の補佐を命じられ、会社を退職する。

 そんな中、再就職の面接で出会った川栄演じる元ヤンキーで、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長・日高茉海恵に頼まれ、薫は彼女の隠し子・いろは(池村碧彩)の家庭教師をすることに。いろはは憧れている宇宙飛行士の母校「柳和学園小学校」の受験を希望していたが、柳和は由緒正しき名門で、実質的に母親が専業主婦の子どもしか受け入れておらず、茉海恵は諦めかけていた。

 どんなに自立し、社会で活躍していても、独身で子供がいないだけで不遇な扱いを受ける薫のような女性がいる一方で、母親になった女性はそれまでの人生に見切りをつけ、子育てに全集中することを強いられる。そんな社会に対する反骨心と、いろはに夢を諦めてほしくないという思いから、偽の母親役を買って出る薫。本作が描く母親業のアウトソーシングは、時代の過渡期を生きる全女性の「私が2人いたらいいのに」という願いを具現化したものであり、特に女性視聴者から大きな反響を呼んだ。プライベートでは、2児の母親である川栄も「共感する面が大きかったです」と話している。

 物語の主役である薫と茉海恵は、いわば“バディ”のような関係であり、「2人の女優で一つの作品をつくりあげていくのが楽しみだった」と波瑠。川栄とは、2020年の『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)以来、5年ぶり2度目の共演となった。薫と茉海恵と同じく、2人も性格は正反対なようで、波瑠は意外とズボラなところがあるが、川栄は「私、こう見えてしっかりしてるんですよ(笑)」とのこと。川栄が「本当に正反対な2人が演じることにも意味があるのかなってすごく思いました」と語るように、その違いが薫と茉海恵のデコボコした関係性にリアリティーを与えていた。

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