松山ケンイチ、『テミスの不確かな法廷』の反響に感謝 裁判官チームのオフショットも

 現在放送中のNHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』より、主演を務める松山ケンイチと制作統括の神林伸太郎チーフプロデューサーのコメントが公開された。

 本作は、『宙わたる教室』の制作スタッフが新たに挑む法廷ヒューマンドラマ。発達障害(ASD、ADHD)の特性を持つ裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)が、自らの特性ゆえの苦悩を抱えながらも、事件の奥底にある真実に迫っていく姿を描く。

 1月6日に放送された第1話は、NHK ONEでの再生回数が1月13日時点で総計およそ64万回を記録し、初回として好調なスタートを切った。これを受けて松山は、「とにかくマラソンのようにスピード感がある社会から置いてけぼりになりそうな不安と心の中で常に戦っている方々は実は多いのではないかと思います。それが再生数に反映されているのかもしれないと感じています」と分析。「どちらの立場からも【人との接し方のヒント】がこの作品にはあると思います」と視聴者にメッセージを送った。

 また、制作統括の神林は「本作は、ただ楽しむだけのドラマにとどまらず、『普通とは何か』『正義とは何か』を問いかけることをテーマに、スタッフ・キャストがワンチームで向き合ってきた作品です」と感謝の言葉とともに作品への思いを語っている。

 1月20日放送の第3話「裁判官の資質」では、過重労働が原因とされるドライバーの死亡事故を巡る民事訴訟が描かれる。娘・四宮絵里(伊東蒼)の弁護人・穂積(山本未來)は、裁判長・門倉(遠藤憲一)の訴訟指揮に期待するが、安堂は自らの特性ゆえのミスで公判に影響を及ぼしてしまい、裁判官を続けるべきか悩み始める。

コメント

松山ケンイチ(安堂清春役)

【発達障害】と診断を受けている方。【グレーゾーン】なのではないかと感じている方。【生きづらさ】を感じている方。【普通】に振り回されて疲れている方。
とにかくマラソンのようにスピード感がある社会から置いてけぼりになりそうな不安と心の中で常に戦っている方々は実は多いのではないかと思います。それが再生数に反映されているのかもしれないと感じています。このドラマは発達障害の特性を持つ安堂清春が社会の中でどう生きていくのかを描いていますが同時に安堂以外の定型発達と思われる登場人物達がどう安堂を受け止めていくのかの両軸が描かれた作品でもあります。どちらの立場からも【人との接し方のヒント】がこの作品にはあると思います。是非最後までこの物語にお付き合い頂ければと思います。ありがとうございました。

神林伸太郎(制作統括)

本シリーズの第1話が、配信開始直後から非常に多くの皆さまにご視聴いただくことができました。多くの選択肢がある中で、本作を選び、時間を割いてご覧くださった視聴者の皆さまのおかげで、この結果につながったと感じており、心より感謝申し上げます。
本作は、ただ楽しむだけのドラマにとどまらず、「普通とは何か」「正義とは何か」を問いかけることをテーマに、スタッフ・キャストがワンチームで向き合ってきた作品です。今後のエピソードでもこのテーマを柱に、登場人物たちの物語がより深く、豊かに展開していきます。主人公・安堂清春をはじめとする登場人物の行く末を見守っていただけましたら幸いです。

■放送情報
ドラマ10『テミスの不確かな法廷』
NHK総合にて、毎週火曜22:00~22:45放送(全8回)
※毎週金曜24:35~25:20再放送
NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
出演:松山ケンイチ、鳴海唯、恒松祐里、山崎樹範、山田真歩、葉山奨之、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一 ほか
原作:直島翔『テミスの不確かな法廷』
脚本:浜田秀哉
音楽:jizue
演出:吉川久岳(ランプ)、山下和徳、相良健一、富澤昭文
制作統括:橋立聖史(ランプ)、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)、渡辺悟(NHK)
写真提供=NHK

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