『べらぼう』登場の黄表紙アニメ第3弾が11月12日・16日放送へ 津田健次郎が参加
アニメシリーズ『べらぼうな笑い 黄表紙・江戸の奇想天外物語!』第3弾に津田健次郎の参加が発表され、NHK総合にて11月12日、11月16日に放送されることが決定した。
本作は、現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で話題の黄表紙 その魅力をアニメで描くシリーズ作品。黄表紙は江戸時代中期に大流行した、大人向けの絵入り本。世相や風俗などにヒントを得ながらも物語の多くは奇想天外で笑いが満載となっており、30年の間に2000種類以上が出版された。絵と文字をミックスしたエンタメの黄表紙は、現代のマンガ雑誌の原点とも考えられている。
『べらぼう』にも登場した作品を中心に、その驚きと楽しさに満ちた魅力を5分のシリーズとして展開。挿絵を動かすアニメと、一人で何役も演じた山路和弘、関智一、水樹奈々の声の魅力で、視聴者を時代を超えた笑いの物語に連れて行く。
第3弾では、戯作者・滝沢瑣吉(のちの曲亭馬琴)役の津田が参加。『悦贔屓蝦夷押領』(作:恋川春町、画:北尾政美、版元:蔦屋重三郎)、『人間一生胸算用』(作:山東京伝、画:北尾政美、版元:蔦屋重三郎)の2作品が放送される。
また、参加が発表された津田からコメントも到着した。
津田健次郎(滝沢瑣吉役)コメント
黄表紙自体は以前から知ってはいましたが、ここまで想像力豊かなストーリーだとは知らず、とても驚きました。江戸時代の戯作者たちの自由な発想には本当に感服します。当時の文化の自由度の高さまでもが時代を超えて伝わってきます。今回の関さん、水樹さんとの共演は、『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』とはまた違った、声優らしい3人の魅力が満載ですので、ぜひ大河ドラマとともにお楽しみください!
■放送情報
『べらぼうな笑い 黄表紙・江戸の奇想天外物語!』
「悦贔屓蝦夷押領(よろこんぶひいきのえぞおし)」
NHK総合にて、11月12日(水)01:55~02:00放送
出版:天明8年(1788年)
作:恋川春町
画:北尾政美
版元:蔦屋重三郎
「人間一生胸算用(にんげんいっしょうむねざんよう)」
NHK総合にて、11月16日(日)01:20~01:25放送
出版:寛政3年(1791年)
作:山東京伝
画:北尾政美
版元:蔦屋重三郎
声の出演:津田健次郎、関智一、水樹奈々
写真提供=NHK
https://www.nhk.jp/p/ts/JPMWZW41WZ/