『バンバン』のリティク・ローシャンと『RRR』のNTR Jr.が出演する映画『WAR／バトル・オブ・フェイト』が、2026年1月2日より新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。

　本作は、2020年に日本公開されたインド映画『WAR ウォー!!』の続編。本作の物語の中心にいるのは、リティク・ローシャン演じる『WAR ウォー!!』の伝説のエージェント、カビールだ。国を破滅させようと企む悪の組織＜カリ＞へ、彼は捨て身の潜入を試みる。その行く手を阻むインド軍の精鋭、ヴィクラムを演じるのは、『RRR』のNTR Jr.。南インド映画界のスーパースターが、『タイガー 伝説のスパイ』『PATHAAN／パターン』などの「YRFスパイ・ユニバース」に初参戦する。監督は、『ブラフマーストラ』のアヤーン・ムカルジーが務めた。

　かつて国家を裏切り、姿を消した伝説のスパイ・カビール。かつての英雄は、いまやインド最大の脅威に変貌していた。冷酷で神出鬼没、誰も止められない存在となった彼に対し、政府が放つ最後の切り札はインド軍の精鋭ヴィクラム。過去のある出来事によってすべてを失った男は、ただひとつの使命……カビールの抹殺に突き動かされていた。だがその戦いは、やがて任務からカビール個人への復讐へと変わっていく。

　公開されたポスタービジュアルには、鋭い眼差しで刀を握る伝説のエージェント、カビールと、拳を構えるインド軍の精鋭ヴィクラムの姿が対峙するように描かれる。中央には銃を構えたヒロイン、カーヴィヤ（キアラ・アドヴァニ）の姿が。その下で繰り広げられるのは、爆炎を切り裂くスピードボートのチェイス。「絆か、使命か――その選択が、世界を変える。」というキャッチコピーが象徴する、宿命の対決の幕開けを予感させるデザインとなっている。

　あわせて公開された予告編では、アクション、爆破、肉弾戦が怒涛のように連続。カビールが放つ「俺は誓う。名も身分も、何もかも捨て、顔なき影となることを」という言葉が、彼の覚悟を刻みつける。対するヴィクラムは「俺は誓う。誰もが恐れる戦に挑むことを」と誓いを立て、互いの信念を賭けて激突していく。

　また、リティクとNTR Jr.が表裏一体のデザインとなるスペシャル・リバーシブルカードがついたムビチケカードが、10月31日より発売されることも決定した。

◼️公開情報
『WAR／バトル・オブ・フェイト』
2026年1月2日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演：リティク・ローシャン、NTR Jr.、キアラ・アドヴァニ
監督：アヤーン・ムカルジー
配給：ツイン
2025年／インド／ヒンディー語／シネスコ／5.1ch／字幕翻訳：藤井美佳
公式サイト：war-movie.com