『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』主題歌は木村カエラ 本予告&ビジュアルも

 10月31日より全国ロードショーされる『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』の主題歌が木村カエラの書き下ろし楽曲「君の傘」に決定し、あわせて本予告とメインビジュアルが公開された。

 かわいいだけじゃない、ちょっぴりネガティブでシュールな世界観が愛されている人気キャラクター“すみっコぐらし”。本シリーズは、「ここがおちつくんです」をキーワードに2012年に誕生した。2019年には、初めての劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が公開され、2023年に公開されたシリーズ第3弾までの累計観客動員数は300万人を超えている。

 すみっコの町はここのところずっと雨ばかり。雨のせいで、あげものコンビ・とんかつとえびふらいのしっぽの体がじめじめに……。そんなある日のこと、空からとつぜん何かが落ちてきた。「だいじょうぶ?」とすみっコたちがかけよると、そのコは空の王国からやってきた「おうじ」だった。雲の上は今しんこくな水不足。王国のピンチを救うため、すみっコたちの空の冒険がはじまる。

 本作の主題歌に決定したのは、木村カエラの「君の傘」。本作で描かれる冒険のワクワク感と、木村の持つカラフルポップでどこかエモーショナルな世界観が重なり合った、完全書き下ろしの楽曲となっている。木村作詞による歌詞は、本作の新キャラクターである「おうじとおつきのコ」、そしてすみっコぐらしきっての名バディである「とんかつとえびふらいのしっぽ」の2組の「ふたりのコ」の関係性や成長を予感させる。さらに作曲・編曲を、音楽プロデューサー・蔦谷好位置が担当。本楽曲について木村は、「今回の主題歌『君の傘』には、『弱さや迷いがあっても大丈夫。仲間と一緒なら、どんな気持ちも乗り越えていける』という想いを込めました」と明かしている。

『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』本予告/10月31日(金)全国ロードショー!

 木村による主題歌「君の傘」の音源が使用された本予告では、「ふたりなら、みんなと一緒なら。」というキャッチコピーの通り、おうじとすみっコたちが、空の王国で協力し合っている様子が。本作の鍵を握る新キャラクタ―の「おうじとおつきのコ」が、すみっコたちと力を合わせることでどう影響されていくのかにも注目だ。また映像では、空の王国ですみっコたちがモンスターと遭遇している場面や、“とんかつとえびふらいのしっぽ”が合体した姿「エビフライドン」など、初公開のシーンがちりばめられている。ラストには、あぶらぶろで寛ぐ“とんかつとえびふらいのしっぽ”のコミカルな姿も確認できる。

 メインビジュアルでは、とんかつとえびふらいのしっぽ、そしておうじとおつきのコを中心に、しろくま、ぺんぎん(?)、ねこ、とかげなどのキャラクターたちが、空の王国に大集合している。

木村カエラ(主題歌)コメント

すみっコぐらしのキャラクターたちは、それぞれに小さなコンプレックスや悩みを抱えていて、恥ずかしがり屋だったり、自分に自信がなかったり、周りと比べて落ち込んでしまったり。でも、そんな自分を受け入れてくれる仲間がそばにいるからこそ、一歩ずつ前に進むことができます。
今回の主題歌「君の傘」には、「弱さや迷いがあっても大丈夫。仲間と一緒なら、どんな気持ちも乗り越えていける」という想いを込めました。
聴いてくださる方が、すみっコたちのように“そのままの自分”を大切にしながら、少し勇気を持てるような曲になれば嬉しいです。

■公開情報
『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』
10月31日(金)全国ロードショー
ナレーション:井ノ原快彦、本上まなみ
原作:サンエックス
監督:イワタナオミ
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
主題歌:木村カエラ「君の傘」(ELA/Victor Entertainment)
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース
©2025 日本すみっコぐらし協会映画部
公式サイト:https://sumikkogurashi-movie.com/
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