9月7日よりテレビ朝日系で放送がスタートする『仮面ライダー』シリーズ最新作『仮面ライダーゼッツ』の制作発表が、「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」を開催中のSUMMER FES LIVEアリーナ （六本木ヒルズアリーナ）にて8月7日に開催。メインキャスト陣や主題歌アーティストなどが発表された。

　本作は、令和元年の『仮面ライダーゼロワン』から現在放送中の『仮面ライダーガヴ』まで続く“令和仮面ライダー”の最新作だ。7月6日の『仮面ライダーガヴ』放送内でティザームービーが公開。まだ全貌は謎に包まれているものの、明らかになっているのは、仮面ライダーゼッツが人の夢に潜入し、ミッションを遂行するエージェントであるということ。夢に潜入するエージェントとは、一体なんなのか。

　会見には、既出である主人公・万津莫／仮面ライダーゼッツ役の今井竜太郎をはじめ、本イベントにて出演が発表された、ねむ役・堀口真帆、富士見鉄也役・三嶋健太、南雲なすか役・小貫莉奈、万津美浪役・八木美樹、ノクス役・古川雄輝が登壇。放送前にもかかわらず多くのファンが駆け付けた会場を見て、緊張で固くなりながらも顔をほころばせる。

　また、ステージには仮面ライダーゼッツも登場。黒いボディに赤いラインが入り、真っ赤な目をしたボディは、初代の仮面ライダー1号を彷彿とさせる。それについて上堀内佳寿也監督より「革新と原点を併せ持つ」とのコメントがあり、八木は「原点と聞くと、ゼッツの変身した姿が1号や昔の姿に似ていて、なつかしさを感じます。またスタイリッシュな感じが、小さい子から大人の方まで愛してもらえるビジュアルだと思いました」と印象を語る。ビジュアル以外にも「どの世代にも楽しんでもらえる内容になっていると思います」と古川。続けて「監督はつねに役者の気持ちとキャラの心情に寄り添った演出をしてくださるので、いつも現場で助けてもらっています」と撮影の様子を語った。

　そして今作より、世界同時配信となることも明らかに。仮面ライダーゼッツが“悪夢から守ってくれるヒーロー”ということで、三嶋は「“夢”は世界共通なので、年齢関係なくいろんな人に刺さる作品になると思います。世界で戦う作品になると聞き、改めて責任と、携われる感謝の気持ちでいっぱいです」と改めて出演の喜びを述べた。

　この日は、今井が仮面ライダーゼッツの変身ポーズを観客へレクチャーするコーナーも。初めて変身ポーズを披露した今井は「心臓バックバクです！　手が震えていないか心配でした（笑）」と照れ笑い。また「今井にとっての身近なヒーロー／作品は？」という質問が飛び、「『仮面ライダーW』と両親」と答えると、MCから「そんな両親にカメラに向かってメッセージを！」と無茶ぶりされ、「いつもありがとうございます。僕もステキな大人になれるよう頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」としっかりコメントしつつ、恥ずかしさで顔を隠す仕草も見せた。

　そんな今井より「観てくださる方々に、僕たちの伝えたい思い・楽しさ・幸せを届けられる作品を作っていこうと思います。ぜひ楽しみにしてください！」とメッセージが贈られ、ファンは熱い拍手で応えていた。

　なおこの日は、「極秘防衛機関CODE」の司令官でバイクから人型に変形する“ゼロ”の声を川平慈英、変身ベルト“ゼッツドライバー”のボイスを山寺宏一、主題歌「VISIONS」を澤野弘之がトータルプロデュースを手がけるチームプロジェクト・NAQT VANEが担当することも発表された。

■放送情報
『仮面ライダーゼッツ』
テレビ朝日系にて、9月7日（日）スタート 毎週日曜9:00～9:30放送
出演：今井竜太郎、堀口真帆、三嶋健太、小貫莉奈、八木美樹、古川雄輝、川平慈英（声の出演）、山寺宏一（声の出演）
原作：石ノ森章太郎
主題歌：NAQT VANE
ゼネラルプロデューサー：大川武宏（テレビ朝日）
プロデューサー：芝高啓介（テレビ朝日）、谷中寿成（東映）、湊陽祐（東映）、高崎壮太（東映）
制作：テレビ朝日・東映・ADKエモーションズ
©テレビ朝日
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