『恋に至る病』廣木隆一監督で実写映画化決定　W主演キャストの声入りティザー映像も

　斜線堂有紀による小説『恋に至る病』（メディアワークス文庫／KADOKAWA刊）が廣木隆一を監督に迎え実写映画化され、10月24日に全国公開されることが決定。W主演となるキャストの声を使用したシークレットティザー映像が公開された。

　斜線堂は『楽園とは探偵の不在なり』が第21回本格ミステリ大賞（小説部門）候補となり、『星が人を愛すことなかれ』で第4回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞を受賞するなど、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する人気作家。原作は、2020年3月末に発売されるとTikTokの書籍系アカウントから爆発的に火が付き、28回もの重版を繰り返した。

　監督を務めるのは、興行収入13億円を記録した『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木。内気な男子高校生・宮嶺とクラスの人気者・景の2人による不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や自殺未遂、恋人への恐ろしい疑惑が入り混じるラブストーリーが描かれる。

　主人公である宮嶺と景を演じるW主演キャストは現段階では未解禁だが、2人によるナレーションを使用したシークレットティザー映像が公開。きらめく海の空撮から始まる映像には、宮嶺と景の日常を切り取った写真が次々と映し出される。しかし、再び海が映されるとカメラはジワジワと海面に近づき、水面に浮かぶ“何か”を捉え始める。

■公開情報
『恋に至る病』
10月24日（金）全国公開
原作：斜線堂有紀『恋に至る病』（メディアワークス文庫／KADOKAWA刊）
監督：廣木隆一
制作プロダクション：アスミック・エース ダブ
配給：アスミック・エース
映倫：PG-12
©2025『恋に至る病』製作委員会
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