山口馬木也が阿部寛の父親役で『キャスター』出演 大規模ロケのバレーボールシーンも

 TBS系にて4月13日から放送される阿部寛主演日曜劇場『キャスター』に、山口馬木也、TAKAHIRO、黒沢あすか、緋田康人、原田夏希、味方良介、鈴木貴之、植田辰哉が出演することが発表された。

 “世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長・国定義雄に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男が、新たな風を日曜劇場に巻き起こす。

 主人公・進藤を阿部、進藤がキャスターを務める夜の報道番組『ニュースゲート』のテコ入れとして総合演出に抜擢されたヒットメーカー・崎久保華を永野芽郁、進藤に憧れジャーナリストを目指している入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介を道枝駿佑が演じるほか、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹らが出演する。

 発表された新キャストは8名。山口が演じるのは、進藤壮一の父親・松原哲。日曜劇場には『JINー仁ー完結編』にも出演。『キャスター』の出演に向けて山口は、「日曜の夜を楽しんで頂けるよう精一杯努めたい」と意気込みを述べた。

 TAKAHIROは心臓外科医の田辺正輝役、黒沢は崎久保華(永野芽郁)の母親・崎久保由美役、緋田は進藤や崎久保がある疑惑を持って取材に向かう病院の院長・根津忠邦役、原田は脳腫瘍の手術を待つ少年・相原拓海の母親役をそれぞれ演じる。

 第1話および第2話で進藤や総合演出の崎久保、本橋悠介(道枝駿佑)たちが取材をするバレーボール国際大会の試合会場をリアルに表現するため、日本バレーボール協会が全面協力。 2024年のバレーボール男子日本代表が実際に着用したものと同じデザインのユニフォーム着用をバックアップし、リアルな試合シーンを演出する。

 そして、このシーンでバレーボールの男子日本代表主将・名和渉を演じるのは鈴木。鈴木はバレーボールの名門・京都府立花園高校出身で高校時代は全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場。2013年には第1回「ミスター・ジャパン」コンテストで初代ミスター・ジャパンにも選出され、『ごめんね青春!』や『ダメな私に恋してください』にも出演している。現在はヨーロッパを中心に俳優・モデルとして活躍中で本作へ出演するため、ひさしぶりに日本に滞在し撮影に参加した。

 日本代表主将の名和を支えるトレーナー役には味方、監督役には『オールドルーキー』に続いて2度目の日曜劇場出演となる植田元バレーボール男子日本代表監督が出演する。

 なお、このシーンの撮影時には群馬県と太田市の協力のもと大規模なロケが敢行され、1月下旬、オープンハウスアリーナ太田に約1300人のエキストラが集結した。さらに地元のバレーボール選手にも協力を仰ぎ、大規模かつ臨場感溢れるバレーボール国際大会の試合シーンの撮影が行われた。また、撮影の合間には阿部、永野、道枝、コンサルタント会社社長・尾崎正尚役を演じた谷田、味方、鈴木と、群馬県の山本一太知事が登壇しトークセッションを開催。阿部からは映画『テルマエ・ロマエ』を群馬県内の温泉で撮影したエピソードや、道枝からはロケの合間に立ち寄った場所のエピソードが披露された。最後は番組グッズや、6月に開幕する「バレーボールネーションズリーグ2025」の予選ラウンドのペアチケットがあたるじゃんけん大会も開催され、会場は大盛り上がりとなった。また、この6名のキャストと群馬県の山本知事が出演するトークセッションの模様は、TBS公式YouTubeにて公開される。

コメント

山口馬木也(松原哲役)

歴史ある日曜劇場に、そして阿部寛さん主演作に参加出来ることへの喜びと、その阿部さんの父親役を演じるという緊張の気持ちが交錯しておりますが、皆さんに迫力ある報道の世界をお届けできるよう、そして日曜の夜を楽しんで頂けるよう精一杯努めたいと思います。

TAKAHIRO(田辺正輝役)

日曜劇場の仲間に入れてくださって感謝の思いです。初の医師の役。トレードマークのヒゲを剃って挑みました。撮影現場では、主人公「進藤」の存在感に圧倒されました。雷鳴唸る濃雲の中から鷹の目がジッと覗いているような、重く鋭い威圧感です。それぞれの登場人物に事実と真実があって、考えさせられる事が沢山ありました。舞台裏では、演者の皆さんが優しくて嬉しかったです。監督からアドバイスを頂ける瞬間が幸せでした。
熱い人間のぶつかり合い『キャスター』是非ご覧下さいませ!

黒沢あすか(崎久保由美役)

名作を生み出してきた「日曜劇場」に出演できることを大変光栄に思います。また阿部寛さんとは30年ぶりの再会となり、懐かしい思い出を語り合うひとときもありました。物語が進むにつれ、皆さんもきっと登場人物たちの葛藤を味わい、その世界に深く引き込まれるはずです。ぜひ最後まで見届けてください。

緋田康人(根津忠邦役)

日曜劇場は『半沢直樹』『ごめんね青春!』『99.9-刑事専門弁護士-』以来の久しぶりの出演なのでとても気持ちが昂りました。阿部寛さんとも映画「麒麟の翼」以来の久しぶりの共演でとても嬉しかったです。現場でのエピソードですがすみません人見知りの為、どなたとも会話しませんでした。とにかく一生懸命演じさせていただきました。皆様是非とも楽しんで観ていただけましたら幸いです。

原田夏希(拓海の母役)

今回、相原拓海の母を演じさせていただきました。個人的にはおよそ8年ぶりのドラマ出演となりまして、お声をかけていただいた喜びと台詞をちゃんと言えるのだろうか・・・という不安を持ちながら現場に向かいました。第一話のゲストでしたので、まだ撮影も始まったばかりの時でしたが、主演の阿部さんや永野さんをはじめスタッフの皆さんのあたたかい雰囲気の中ご一緒させていただき、とても幸せな気持ちで過ごすことができました。
様々な人間模様が展開されて骨太なドラマ『キャスター』、私も一視聴者としてもとても楽しみにしています。

味方良介(今井和彦役)

日曜劇場『キャスター』に出演する味方良介です。主演の阿部寛さんをはじめ、豪華な出演者の方々と作品作りができたこと、一員になれたことがとても嬉しいです。各々の正義によって炙り出される真実、葛藤、人間の綺麗なところ、汚いところまでも曝け出す世界に自分自身がとても律されました。第二話がどのように進んでいくのか是非ご覧ください。

鈴木貴之(名和渉役)

今回TBS日曜劇場『キャスター』に出演させて頂くことができ、大変ありがたく感じております。沢山の素晴らしいキャストの皆様、スタッフの皆様にも囲まれ1話分の出演でしたがかけがえのない時間を過ごすことができました。世界的に見ても情報過多の社会の中で「何が真実なのか」を見極めるのが難しい時代になってきていると思います。この作品を通して
真実を見極めることの大切さが皆様に伝わると嬉しく思います。是非お楽しみください。

植田辰哉(監督役)

日曜劇場『オールドルーキー』に出演したときも周りの人たちが喜んでくださったので、今回も出演時間は短いですが、孫も生まれましたので将来大きくなったら「おじいちゃん、こういうことやったんだよ」と、見せてあげたいなと思います。撮影はバレーボールの試合とは違った意味の緊張感があって非常にいい経験をさせていただきました。台本が非常に今の時代にマッチしているというか、とても面白く拝見させていただいたので、どんな映像になっているのかが楽しみです。

日曜劇場『キャスター』

テレビ局の報道番組を舞台に闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な主人公・進藤壮一が、視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』を変えていく。

■放送情報
日曜劇場『キャスター』
TBS系にて、4月13日(日)スタート 毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、佐々木舞香、ヒコロヒー、山口馬木也、黒沢あすか、堀越麗禾、馬場律樹、北大路欣也、谷田歩、内村遥、加藤晴彦、加治将樹、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹、緋田康人、原田夏希、味方良介、鈴木貴之、植田辰哉
脚本:槌谷健、及川真実、李正美、谷碧仁、守口悠介、北浦勝大
音楽:木村秀彬
プロデュース:伊與田英徳、関川友理、佐久間晃嗣
演出:加藤亜季子、金井紘
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/caster_tbs/
公式X(旧Twitter):@caster_tbs
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