岩瀬洋志、SPドラマ『告知事項あり。』で民放ドラマ初主演 ヒロインは齊藤なぎさ
岩瀬洋志が主演を務め、齊藤なぎさと共演するスペシャルドラマ『告知事項あり。~その事故物件で起きること~』(フジテレビ系)が、3月7日と14日に放送されることが決定した。
原作は、賃貸不動産管理業界歴15年の中で7000室を超える部屋を見てきた児玉和俊による『告知事項あり。その事故物件で起きること』(イマジカインフォス刊)。発売後、即重版した書籍で、発売からおよそ1カ月という期間で映像化が実現した。フジテレビが誇るリアルホラーエンターテインメントドラマ『ほんとにあった怖い話』チームが、不動産ミステリーにホラー要素を注ぎ込んだ“不動産ミステリーホラードラマ”となっている。
不動産の賃貸契約や売買契約の際に、貸主・売主が顧客に告知しなければいけない、物件に関する情報について。部屋の中や建物内で人が亡くなった物件=事故物件では、心理的瑕疵が生じるとして、その事実を告知する義務が生じ、不動産の賃貸契約や売買契約の際に、貸主・売主が顧客に告知しなければいけない、物件に関する情報のことを“告知事項”という。物語の舞台は、事故物件に実際に霊がいるのかを調査する“オバケ調査会社”。事故物件を専門に室内調査を実施し、異常がない場合に証明書=オバケ不在証明書を発行することで、不動産の資産価値減少を食い止めることができる調査を行う会社で、夜間(深夜~早朝)にかけてさまざまな測定を行い、結果を報告している。そんな会社に勤務するビビりな調査員と、厄よけ・除霊で有名な寺生まれのヒロインが、とある人物から依頼された物件調査を開始。その部屋に霊は存在するのか。
岩瀬が演じるのは、オバケ調査を行う岩倉不動産に勤務する真山悠斗。大学を卒業後、大手デベロッパーの不動産会社に入社。そこそこの成績で社内からも評価されていたが、会社の売り上げ主義についていくことに限界を感じ、転職先を探し始める。とりあえず生活ができればいいという思いから、近所の不動産会社に履歴書を送った。そこで、現会社の岩倉不動産と出会う。
本作への出演に対し岩瀬は、「出演の決定を知った時はホラー!? と驚きました。ホラー作品は今回が初めての挑戦でした。緊張と不安のドキドキと、現場の雰囲気や撮影の進め方ってどんな感じなのかなと、とても楽しみにしてました」と、率直な思いを明かした。
齊藤が演じるのは、厄よけ・除霊で有名な愁明寺を実家に持つ新入社員・東雲杏。多少の霊感はあるが、はっきりとは視えない。また除霊をすることもできない。寺に来るさまざまな思いを抱えた人たちの悩みに寄り添い、時には除霊をして心を軽くしていく両親の姿を見て育ったため、誰にでも明るく振る舞い、大人が明いてでも物怖じしない性格がはぐくまれた。大学のタイミングで上京すると、持ち前の明るさと物怖じしないキャラクターで友だちがたくさんでき、フォロワー1万人ほどのインフルエンサーに。岩倉不動産へは、SNSのネタになりそうだという好奇心からエントリーし採用された。
演じる杏について齊藤は「明るくて物怖じしない性格。真山と対照的ですごくあっけらかんとしているし、自分の性格とも近い感じで、すごく演じやすかった」とコメントしている。
なお、岩瀬はフジテレビ制作ドラマ初出演にして初主演、さらに、齊藤はフジテレビドラマ初出演を果たす。
またTVerでは、オリジナルストーリーが独占配信される予定だ。
児玉和俊(原作)コメント
映像化が決定した率直な思い
書籍発売が2025年1月22日。その後すぐにドラマ化のお話しをいただきましたので最初はとても驚き、うそなのではないかとも思いましたが、日々その内容が具体的になるにつれその疑いは晴れ、とても光栄に思うに至りました。そして『告知事項あり。その事故物件で起きること』は私自身の体験談を記した書籍であり、それが映像化した際にはどのような表現にて再現されるのか、実際の現場を知る私はとても楽しみにしています。更にドラマに関わっていただく皆様がとても素晴らしくすてきな方々ということもあり、期待が大きく膨らみます!
岩瀬洋志、齊藤なぎさのキャスティングについて
岩瀬洋志さん、齊藤なぎささん、共にこれからの時代を担う、新進気鋭のお2人であるという印象です。また美男美女であることはもちろんですが、さまざまなメディアにでられている際に垣間見られる普段のお姿も私の目にはとてもさわやかで微笑ましく、そして頼もしくも映ります。同年代のお2人に表現いただくその内容と相乗効果に今からワクワクしています!!
視聴者へのメッセージ
書籍の中では私自身が登場人物であり、私の目線にて進んでいく『告知事項あり。その事故物件で起きること』の物語ではありますが、今回のドラマについては新たな登場人物たちが織り成すその関係性や舞台となるその不思議な物件について“新たな角度”からご覧いただくと共に、是非、登場人物たちと共に“怖くそして興味深い”不動産物件について追体験をしていただければと思います!
岩瀬洋志(真山悠斗役)コメント
初のフジテレビ制作ドラマ出演について
出演の決定を知った時はホラー!? と驚きました。ホラー作品はまだやったことがなくて、今回が初めての挑戦でした。緊張と不安のドキドキと、現場の雰囲気や撮影の進め方ってどんな感じなのかなと、とても楽しみにしてました。
演じる真山悠斗の魅力的なポイントと、演じる上で大切にしたところ
真山の1番の魅力ポイントは“ビビリ”なところです。とても人間味があると言いますか。僕自身は何事にもまず興味本位が先走ってしまうのでそんなにビビリな性格ではないかなと思います。演じる時のポイントは真山の昔の記憶です。彼自身、子ども頃、祖父の家で遊んでいたときに突然、子どもの声が聞こえました。その方向に向かうと薄暗い部屋を見つけ、中に入ったのですが、その時の記憶を失っている。その経験から、真山はずっとその声の正体が何なのか疑問に思っていて、人一倍霊に関して恐怖を抱いています。なので、緊張感を忘れないというところは大切にしました。
台本を読んだ時の率直な感想
笑える部分もありますし、怖いところはとても怖くてドキドキしました。読んでいて、また演じていて自分の心拍の変化を感じることができて撮影現場では、“あー今、お芝居しているな”と思って楽しかったです。
放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージ
今回は(地上波放送)前半後半、そしてTVer・2本の計4本でお送りします。この作品はそれぞれの役の個性があって。ドキドキ、ハラハラ楽しんでいただける作品になっていると思います。是非ご覧ください。
齊藤なぎさ(東雲杏役)コメント
初のフジテレビドラマ出演について
これまでホラー作品に出演したことがなかったので、挑戦させていただけることはすごくうれしかったです。ただ、ホラーがとても苦手なんです。怖がりで、見ることができなくて…。だから、どういう演技をしたらいいんだろうという不安もありましたし、そもそも台本を読めるのか心配で…。1人の空間で読んだら怖くなりそうだったので、移動中とか、人がたくさんいるところで読むようにしました(笑)。ホラー作品の演技は、他の作品とは違って恐怖感とかを大きく演じなければいけなくて。それはホラー作品ならではだと思うので、すごく新鮮でした!
演じる東雲杏の印象
杏ちゃんは、明るくて物怖じしない性格の子です。真山と対照的ですごくあっけらかんとしているし、自分の性格とも近い感じで、すごく演じやすかったです。
放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージ
今回初めてホラー作品に携わらせていただきました。すごくハラハラ・ドキドキする作品になっていると思いますし、真山、杏をはじめ“オバケ調査員”たちの掛け合いが見どころです。ギャグっぽい感じや、ホラーの真骨頂のような部分も見られると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います!
■放送情報
『告知事項あり。~その事故物件で起きること~』
フジテレビ系にて放送
前編:3月7日(金) 23:40~24:10
後編:3月14日(金) 23:40~24:10
出演:岩瀬洋志、齊藤なぎさほか
原作:児玉和俊『告知事項あり。 その事故物件で起きること』(イマジカインフォス刊)
脚本:市川貴幸
脚本協力:銀次郎、久望蜜
演出:森脇智延
プロデュース:江花松樹、古郡真也
制作著作:フジテレビ
©フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kokuchijikouari/