『虎に翼』朝ドラ史上最高視聴者数をNHKプラスなどで記録 CP「感謝の気持ちでいっぱい」

 9月27日に最終回(9月28日は1週間の振り返り)を迎えたNHK連続テレビ小説『虎に翼』より、尾崎裕和制作統括のコメントが寄せられた。

 2024年度前期、NHK東京が製作を務めた本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描いたリーガルドラマ。NHKよるドラ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を受賞、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)などを手がけてきた吉田恵里香が脚本を担当した。

 リアルタイムとタイムシフトによるNHK総合での視聴全話平均視聴者数は1773.7万人。NHK BSでの視聴者数との合計数は2067.4万人となった。(※1)

 総合視聴率は、個人視聴率が関東で平均13.7%、関西で11.8%、世帯視聴率が関東で23.9%、関西で21.2%を記録した。(※2)

 NHKプラスでの平均視聴UB数は44.9万で、歴代連続テレビ小説の中で最も高い平均視聴UB 数を記録。全130回で最も高かったのは、第92回(8月6日放送)の66.2万UBだった。(※3)

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 なお、NHKオンデマンドでも、放送期間中のシリーズ総視聴数が、歴代連続テレビ小説で最多を記録した。

 制作統括の尾崎裕和氏は、「『虎に翼』をご覧いただきありがとうございました。多くの方々に見ていただき、ここまでの広がりのある終わりを迎えることができました。みなさんからの熱のこもったリアクションに半年間ずっと勇気づけられ、『虎に翼』チーム一同、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。寅子たちが闘って生きた先の世界に生きる自分に何ができるのか、頭の中にいる寅子に『はて?』と問われながら、これからもずっとずっと考えていきたいと思います」と感謝のコメントを寄せた。

※1【ビデオリサーチ社調べ】全国32地区で番組を1分以上視聴した人数の推計値 ※期間平均視聴人数は、土曜日の放送を除く全26週・130回の数字
※2【ビデオリサーチ社調べ】 数値(%)は(関東2700世帯/関西1200世帯)を調査対象。 ※視聴率は、土曜日の放送を除く全26週・130回の数字(期間平均)
※3※2020年4月以降、NHKプラスで配信された連続テレビ小説のタイトルごと全話平均視聴UB数で比較。同時または見逃し配信での視聴数・放送当日~見逃し7日間の数値 

■配信情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
NHKオンデマンドにて配信中
出演: 伊藤沙莉、岡田将生、土居志央梨、平岩紙、戸塚純貴、川床明日香、竹澤咲子、井上祐貴、尾碕真花、石橋菜津美、円井わん、木場勝己、矢島健一、松山ケンイチ、小林薫
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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