最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演した岡田将生、井上祐貴、尾碕真花、川床明日香がそれぞれ自身の公式Instagramを更新し、『虎に翼』への思いを明かした。

　新潟に赴任した寅子（伊藤沙莉）を支え、従来とは形の違う“結婚”を寅子と選び、晩年は家族に囲まれながら楽しそうにしていた航一を演じた岡田は、「虎に翼　ありがとうございました。　さよーならまたいつか！　岡田将生」と直筆のメッセージを投稿。シンプルだが、航一に似た真摯さが窺える。

　航一の娘で、表向きは明るく振る舞うものの捻くれた一面があり、優未（毎田暖乃）と派手に喧嘩したこともあるのどかを演じた尾碕は、「第20週から登場させて頂いて、10代から始まりまさか60代まで演じることになるとは思っていませんでした」と綴り、『虎に翼』撮影時のオフショットを投稿。伊藤や川床との2ショットをはじめ、白髪が増えた60代ののどか姿での自撮り写真や高齢になった航一との2ショットを公開している。尾碕は初の朝ドラ出演となったが「初めての朝ドラで、こんなにも濃密な時間を過ごさせて頂けたことがとても幸せでした」と撮影を振り返った。

　航一の息子で、裁判官となり最高裁判所事務総局で働いていたが、桂場（松山ケンイチ）から左遷同然の異動を命じられたことをきっかけに家具職人となった朋一を演じた井上は、「朋一クランクアップ時に寅子さんとお父さんと」と書き添えて、前室の「喫茶　虎の翼」での伊藤、井上、岡田の3ショットを公開した。

　そして、寅子の娘である優未を、大学院生時代から50代後半まで演じた川床は、「最高なチームのみなさんに優未を通して出会うことができて幸せでした」と綴り、20代と50代の優未の姿の写真などを投稿した。川床のお気に入りと思われる小道具などの写真もある中、ドラマのたくさんのオフショットが貼られ、「クランクアップセレモニー」と書かれたホワイトボードのショットも。『虎に翼』の長きに渡る撮影と現場の温かさが伝わるものとなっている。