『ギークス/GEEKS』に中村蒼、白洲迅、泉澤祐希ら出演 松岡茉優らを悩ます“クセモノ”に
7月期のフジテレビ木曜劇場『ギークス/GEEKS(仮)』の追加キャストとして、中村蒼、白洲迅、泉澤祐希、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平の出演が発表された。
本作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決するエンタメドラマ。タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことだ。29歳の主人公・西条唯役を松岡、35歳の産業医・吉良ます美を田中みな実、28歳の交通課員・基山伊織を滝沢カレンがそれぞれ演じる。
今回新たに出演が発表されたのは、3人のギークを悩ます男性キャラクターを演じる中村、白洲、泉澤の3人。そして、舞台となる小鳥遊署のレギュラーキャストとなる、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平の4名。
2023年4月期の『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)に続いて、2年連続のフジテレビ系連続ドラマレギュラー出演となる中村が演じるのは、小鳥遊署に務める強行犯係の刑事・芹沢直樹。松岡演じる主人公・西条とは同期だが、正義感が強く、地道な聞き込みや徹底した張り込みなど、事件解決に向けて残業もいとわずに働く、彼女とは真逆の“ザ・刑事”なタイプ。西条からはその働き方を「ブラック」と言われているが、芹沢としても事件解決を急かす本庁や上司に振り回されてしまっているサラリーマン的な事情も。そんな芹沢は、西条、吉良、基山のギークたちがくだを巻いている居酒屋にたびたび訪れては今関わっている事件の謎を持ち込み、彼女たちを事件解決に巻き込んでいく。
白洲が演じるのは、西条が住むマンションの隣の部屋に引っ越してきたイケメン青年・安達順平。西条にやたらと興味を示しており、彼女が困っているとすかさず現れては助けの手を差し伸べてくる、謎の存在だ。心地よい暮らしを守るために、これまであえて隣人関係を築いてこなかった西条にとっては、人当たりが良く、やたらと距離感を詰めてくる安達との関係は大きな悩みの種に。
木曜劇場『いちばんすきな花』(2023年10月期)に続いてのフジテレビ系連続ドラマ出演となる泉澤が演じるのは、小鳥遊署に勤める西条の後輩の新人鑑識員・杉田翔。やる気に満ちあふれていて、いつも現場から無限に指紋などの鑑識材料を採取してきて仕事を増やすため、西条からは“やり過ぎの杉田”と呼ばれている。杉田自身は仕事熱心で悪気がないのだが、仕事を時間内にきっちりと終わらせて定時で帰りたい西条にとっては、その目標を物量で阻んでくる天敵……という役どころだ。
マギーが演じるのは、西条も所属する鑑識係の係長・島根太一。島根は、仕事をきっちり終わらせて定時で帰ることに全力を注ぐ西条と、やる気に満ちあふれて無限に鑑識材料を採取してくる新人鑑識官・杉田翔(泉澤祐希)という、真逆な2人の部下に時に板挟みになりながらも取りまとめる上司だ。
徳井が演じるのは、小鳥遊署の署長・御手洗智。小鳥遊署の評判や本庁からの視線を常に気にする典型的な風見鶏タイプで、時には事件解決を急かしに現れることも。常に定時にいなくなる3人のギークを少し疎ましく思っている。
今作が初のフジテレビドラマレギュラー出演となる若林が演じるのは、小鳥遊署の強行犯係の刑事・野村修二。先輩刑事の芹沢(中村蒼)とは行動をよく共にしていて、事件の聞き込みや張り込みなどにあたる相棒的な存在だ。
阿部が演じるのは、小鳥遊署の交通課員・大道高志。基山とは同僚で、たびたび一緒に交通整理に出ているが、発見した不審者を追いかける時などに、地域全ての地理が頭に入っている基山の能力を目の当たりにすることになる。
中村、白洲、泉澤からはコメントも到着している。
中村蒼(芹沢直樹役)コメント
オファーを受けた時の思いや、台本を読んでの感想
余白のある作品だなと思いました。昨今、伏線や考察で視聴者を巻き込んだドラマや0から100まで表現して提示するものが多い気がしています。もちろん、そういう作品の素晴らしさもあると思うのですが、時には余白があって観ている人達の置かれている環境によって答えが変わる様な作品もあって良い気がしています。まさに今作はその様なドラマだなと思いました。ただそれをシリアスに描きすぎず、登場人物の会話でポップに緩く表現していて多くの世代に楽しんで頂けるはずだと脚本を読んで思いました。
演じる芹沢役について
芹沢は正義感が強く仲間想いな人間です。周りからは"昭和の刑事"や"ブラックな働き方"などと揶揄(やゆ)されていますが、登場人物が危機に陥ったり不安に駆られた時などは芹沢の人間力の高さが周りを支えます。なので周りに振り回されることが多い芹沢ではありますが人間的な強さを表現できる様に心がけています。
視聴者の皆様へのメッセージ
純粋に楽しく観てほしいです。刑事ドラマではありますが個人的にはクスッと笑えるシーンが幾つかあり脚本を読みながらニヤッとする事が多々あるので、視聴者の皆さんにも同じ様に感じてもらえたらなと思います。さまざまな人間関係がある中で自分の好きな様に働く事は大変だと思いますが、どこか人間として難がある今作の登場人物が補い合い事件を解決して、自分の時間を大切にして生きていく姿を観て皆さんが1週間を乗り切るエネルギーに変えて頂けたら幸いです。
白洲迅(安達順平役)コメント
オファーを受けた時の思いや、台本を読んでの感想
登場人物のキャラの濃さに笑いました。それはそれはこだわりの強い女性お三方ももちろんそうなのですが、男たちも負けず劣らず個性豊かな…変な人間ばかりです。是非皆さんにも、推しの登場人物を見つけて楽しんでいただきたいです。
演じる安達役について
安達という男はなかなかに摩訶(まか)不思議な男でして…。正直、台本を読んでも、事前に読み合わせをしても、よく分かりませんでした(笑)。現場で生まれたものが安達になっていっていると思います。そこも含めて、楽しく演じさせてもらっています。心がけていることをあえて言葉にするのであれば、この作品のスパイス、それも、あまり聞いたことのない変なスパイス。的な存在になれたらなと思います。
視聴者の皆様へのメッセージ
寝る前にゆっくりと、何も考えずに見てください。ゆる~い気持ちに寄り添える作品です。と思ったら知らぬ間にのめり込んでいる瞬間もあると思います。是非ご覧ください。
泉澤祐希(杉田翔役)コメント
オファーを受けた時の思いや、台本を読んでの感想
個性的なキャラクターを魅力的なキャストの方々がどのように役を作り、演じられるのか、現場に立つのがとても楽しみでした。僕は松岡さんが演じる西条の後輩、鑑識係の杉田役をやらせてもらいます。西条にとっては杉田はちょっとウザいやつ…笑。面白そうな役回りだなと思いました。
演じる杉田役について
とにかく明るく元気に、大きい声で!ですかね。西条先輩にやりすぎの杉田と言われるくらいなので、人間的にもガツガツとした感じというか、不器用なりの一生懸命を表現しようと試行錯誤でございます。(ギークを演じる)3人が温度低めなので、杉田はスパイスになれたらと思います。
視聴者の皆様へのメッセージ
現場の3人を見ていると、なんだか本当にいい雰囲気だなぁと思うんですよね。ギークスの中にいる3人の空気感がそのまま漂ってて素敵なんです。うらやましいなー、仲間に入りたいなー、なんて思ったりもして。そんな感覚を皆様にも味わって頂きたいです。是非お楽しみに!
■放送情報
木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)
フジテレビ系にて、7月スタート 毎週木曜22:00~22:54放送
出演者:松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、白洲迅、泉澤祐希、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平、中村 蒼ほか
脚本:大林利江子、原野吉弘
演出:山内大典、村上正典
プロデュース:森安彩(共同テレビ)、貸川聡子(共同テレビ)
制作・著作:共同テレビ
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