7月5日より新宿ピカデリーほかにて全国公開されるユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演映画『ブリーディング・ラブはじまりの旅』の予告編と新場面写真が公開された。

　本作は、ユアン・マクレガーとその実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがW主演にして親子役を演じ、2023年サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で上映された人間ドラマ。実際に問題を抱えた時期のあったマクレガー親子がその経験を乗り越え、父と娘の“愛と回復への旅の物語”を完成させた。

　何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば2人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、2人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。

　公開された予告編は、ユアン・マクレガーとクララ・マクレガー親子が、本作のタイトルにもなったイギリスのシンガー、レオナ・ルイスの大ヒット曲「Bleeding Love」を熱唱するシーンから始まる。十数年ぶりに再会した親子のぎこちない旅の始まりが映し出され、見知らぬ男と酒を飲む娘に、父が12時間前に彼女が死にかけていたことを告げる。とうの昔に幼い自分を捨てた父を許せずにいた娘は、父の彼女を気遣う言葉に歯向かい、衝突する姿など、親子の複雑な愛が感じられる映像となっている。また映像では、『パストライブス／再会』『キャロル』の製作チームとエマ・ウェステンバーグ監督がつくり出した色鮮やかな映像美や、ロードトリップムービーならではのアメリカ南西部の壮大な自然の景色も確認できる。

　新場面写真には、ユアン・マクレガーの代表作『トレインスポッティング』のオマージュとなる、線路沿いに立つ親子2人ショットなどが捉えられている。また、本作の随所にも『トレインスポッティング』のオマージュが含まれているという。

■公開情報
『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
7月5日（金）より、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
監督：エマ・ウェステンバーグ
脚本：ルビー・キャスター、クララ・マクレガー、ヴェラ・バルダー
出演：ユアン・マクレガー、クララ・マクレガー
配給：ロングライド
2023年／アメリカ／英語／102分／シネマスコープ／5.1ch／カラー／原題：Bleeding Love／日本語字幕：岩辺いずみ
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公式サイト：https://longride.jp/bleedinglove/