ウーマンラッシュアワー 村本大輔の3年間に迫る 『アイアム・ア・コメディアン』7月公開
ウーマンラッシュアワー 村本大輔のドキュメンタリー映画『アイアム・ア・コメディアン』が、7月6日よりユーロスペースほかにて全国順次公開されることが決定した。
2022年の第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門で日本初上映された本作は、テレビから消えたお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本の真実に迫った3年間を記録したドキュメンタリー。政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、ついにはテレビから消えた村本が、劇場・ライブに活路を見出し、自分の笑い“スタンダップコメディ”を追求する姿が描かれる。本場アメリカへの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、知られざる家族との関係が映し出されていく。
監督を務めたのは、日本で生きるクルド人の青年を5年間にわたって取材し、クルド難民の実態を切り取った『東京クルド』で知られる日向史有。「お笑いに一途な村本大輔に圧倒された」と語る日向監督は、本作を「人生をコメディに捧げる彼の熱と純粋さの結晶」と表現した。
あわせてポスタービジュアルと場面写真も公開された。ポスタービジュアルは、マイク一本で世界に立ち向かう村本の姿を、早口でまくし立てるような村本独特の言葉の渦で表現。「僕はお笑いが、世界一すごい仕事だと、思っているから」という村本のお笑いに対する真摯な気持ちの吐露とともに、タイトル『I AM A COMEDIAN』の「I AM MEDIA」が白抜きであしらわれ、村本の挑発的な一面も表現されている。
日向史有(監督)コメント
「なんてお笑いに一途な男なんだろう」。それが芸人・村本大輔に対する私の印象だ。
最初の撮影地はニューヨーク。コメディ修行に打ち込む村本さんに圧倒された。アイデア
を思い付くと道端に座り込んでメモを取り、レストランでは店員相手に英語でネタを試す、
毎晩コメディクラブに立ちネタを磨く。そして日本に帰ると全国を回り年間およそ600ス
テージをこなす。映画は、そんな人生をコメディに捧げる彼の熱と純粋さの結晶です。
■公開情報
『アイアム・ア・コメディアン』
7月6日(土)より、ユーロスペースほかにて全国順次公開
出演:村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、中川パラダイス (ウーマンラッシュアワー)ほか
監督:日向史有
撮影:金沢裕司
編集:斉藤淳一
製作:株式会社ドキュメンタリージャパン
プロデューサー:石川朋子、植山英美、秦岳志、ゲーリー・ビョンソク・カム
企画プロデューサー:檀乃歩也
配給:SPACE SHOWER FILMS
2022年/日本・韓国/カラー/HD/16:9/108分/DCP/映倫審査区分:G
©2022 DOCUMENTARY JAPAN INC.
公式サイト:https://iamacomedian.jp/
公式X(旧Twitter):@IAM_A_COMEDIAN