朝ドラ『ブギウギ』第23週「マミーのマミーや」を振り返る 梅吉の旅立ちとキヌとの再会
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第107話から第111話までの第23週「マミーのマミーや」を振り返る。
第107話では、タケシ(三浦獠太)がスズ子(趣里)の新たなマネージャーとなってから数カ月が経つ頃、羽鳥(草彅剛)がスズ子をアメリカ公演に誘う。乗り気のスズ子だったが、唯一にして最大の問題は愛子(小野美音)の渡航許可が下りないこと。どうするべきか悩むスズ子の背中を、羽鳥の妻・麻里(市川実和子)が後押しする。
第108話では、スズ子のアメリカ行きに先立って、日本では「福来スズ子お見送りショー!」が開催される。しかし、愛子は浮かない顔。愛子は渡航当日も泣き叫びスズ子にしがみつく。スズ子は愛子の思いを痛いほどわかりながらもアメリカへと旅立つ。スズ子がアメリカとわたって3カ月が経つ頃、新居が完成する。
第109話では、スズ子がアメリカから帰国。久しぶりの再会に恥ずかしがる愛子をおもいっきり抱きしめる。スズ子がアメリカから帰国して1年が経ったある日、がんで闘病していた梅吉(柳葉敏郎)が危篤になったと知らせが入る。愛子を連れて香川を訪れたスズ子は、梅吉が周囲の人物に愛されていたことを実感する。
第110話では、病床の梅吉にスズ子は、血のつながりがなかったことをなぜ伝えなかったのかをつぶやく。スズ子の声が聞こえていた梅吉は「スズ子はわしとツヤちゃんのほんまの子やけん。何も言う必要ないやろ」と返す。2人は「父ちゃんブギ」を通して絆を確かめ合う。スズ子に見守られ、梅吉は旅立つ。
第111話では、スズ子は梅吉の葬儀で生みの親であるキヌ(中越典子)と再会する。かつて出会ったころのキヌのは幼かった2人の息子たちも、今では立派な青年となっていた。スズ子は、愛子にキヌを紹介する。