役者生活40年の宮川一朗太、『光る君へ』で大河ドラマ初出演 「念願叶いました!」

 吉高由里子が主演を務める2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に宮川一朗太が出演することが発表された。

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高が主演を務め、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本を手がけるのは、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静。

 宮川が演じるのは、道長(柄本佑)の一回り年長の公卿・藤原顕光。儀式での失敗など、その無能ぶりはしばしば嘲笑されていた。しかし、競争相手である公卿たちが早く亡くなったことで、政治の中枢に残り、道長の政権下においてナンバーツーの座につく。

宮川一朗太(藤原顕光役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

僕が演じる藤原顕光。恥ずかしながらよく知らず、調べてみたところ……「無能者」「仕事のできない男」として歴史に名を残しているじゃありませんか! いやもうビックリですよ。でも、どう演じようか、逆に燃えてきましたね。40年も政権内にいられた、顕光なりの魅力、信念があるはず。それでも失敗してしまう姿や道長との関係がどう描かれるのか、僕も楽しみです。観ている皆さんを呆れさせ、イラつかせられるよう、精一杯頑張ります(笑)!

大河ドラマ出演歴・思い出

役者生活40年になりますが、実は“初大河”なんです。ずっと出たいと思っていたので、まさに念願叶いました! それが「仕事できない男」というのは何とも複雑ですが……(笑)。でも、すっごく嬉しかったですよ!

■放送情報
『光る君へ』
NHK総合にて、2024年1月より放送予定
出演:吉高由里子、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカ
作:大石静
制作統括:内田ゆき、松園武大
プロデューサー:大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろうほか

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