草彅剛主演舞台『シラの恋文』12月より上演決定 シス・カンパニー公演13年ぶりの登場

 草彅剛が主演を務める舞台、シス・カンパニー公演『シラの恋文』が、12月初旬より京都・京都劇場、12月中旬より福岡・キャナルシティ劇場、2024年1月初旬より東京・日本青年館ホールにて上演されることが決定した。

 本作は、劇作家・北村想書き下ろしによる、構想から執筆完成に至るまで長い年月をかけて練り上げられたオリジナル戯曲。創作インスピレーションは、エドモン・ダンテスの戯曲にも描かれ、実在の人物で剣の達人でもあったシラノ・ド・ベルジュラックが発端となっている。演出は、これまでも多くの北村作品の演出を手がけ、俳優としても活躍する寺十吾が担った。

 物語は、ある晴れた日に、草彅演じる鐘谷志羅という男が、古めかしい手提げの旅行鞄を抱えて、坂道を上って来るところから始まる。坂道を上り切った、海が一番美しく見える場所に建つのは、結核療養施設・サナトリウムで、志羅はそこにやってきた“新参者”。このサナトリウムには、さまざまな事情を抱えた住人たちや職員たちが志羅を待ち受けている。そして、ある運命の出会いが……。

 そんな志羅と生活を共にするサナトリウムの住人たちを、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、段田安則が演じる。

 なお、草彅の主演舞台は、2022年10月に上演された『burst!~危険なふたり~』(三谷幸喜作・演出)以来で、シス・カンパニー公演への登場は、堤真一との二人芝居『K2』以来、13年ぶりとなる。

■公演情報
シス・カンパニー公演『シラの恋文』
【京都公演】2023年12月初旬~中旬:京都劇場
【福岡公演】2023年12月中旬~下旬:キャナルシティ劇場
【東京公演】2024年1月初旬~末:日本青年館ホール
出演:草彅剛、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、段田安則
作:北村想
演出:寺十吾
企画・製作:シス・カンパニー

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