『キングダム2 遥かなる大地へ』が『金ロー』で地上波初放送 最新作の冒頭シーン11分も

 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、『キングダム2 遥かなる大地へ』が7月28日に地上波初放送されることが決定した。

 単行本68巻の累計発行部数9700万部を記録する、原泰久の同名コミックを実写映画化した『キングダム』シリーズ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の活躍を描く。第1作は2019年に公開され、その年の邦画実写化作品No.1ヒットを記録した。本作はその続編にあたり、前作から半年後、大将軍を目指す信が、秦軍の一員として初陣に挑む「蛇甘平原の戦い」で隣国・魏との壮絶な戦いが描かれる。

 時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼なじみの漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂や山の王・楊端和と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった。

 半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣と名乗る人物と最弱の伍を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す。

 キャストは前作に続いて山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、大沢たかおのほか、伝説の暗殺一族の刺客・羌瘣役で清野菜名、秦の将軍、麃公役で豊川悦司、魏国の将軍・呉慶役で小澤征悦、秦の宰相・呂不韋役で佐藤浩市が参加。監督は前作に引き続き佐藤信介が務めた。

 また、番組の後半では、シリーズ最新作『キングダム 運命の炎』の冒頭シーンが、ノーカットで11分放送される。

山﨑賢人 コメント

『キングダム2 遥かなる大地へ』は、信の初陣である「蛇甘平原の戦い」が描かれていて、伍を組むところから始まります。縛虎申(ばくこしん)という仲間の思いを背負って戦う隊長の生きざま、大将軍の姿を目の当たりにし、そのエピソードを丁寧に描いています。それに『キングダム1』同様に原作者の原先生が脚本に参加してくださっていて、映画ならではのシーンもあり僕も大好きなシーンの1つです。
そして『キングダム2』からさらに成長した信を『キングダム 運命の炎』で見ていただきたいです。

■放送情報
『キングダム2 遥かなる大地へ』
日本テレビ系にて、7月28日(金)19:56~22:54放送
※本編ノーカット ※地上波初放送
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、真壁刀義、山本千尋、豊川悦司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋努、渋川清彦、平山祐介、玉木宏、小澤征悦、佐藤浩市、大沢たかお
原作・脚本:原泰久『キングダム』(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載) 
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊
主題歌:Mr.Children「生きろ」(TOY’S FACTORY)
©原泰久/集英社 ©2022 映画「キングダム」製作委員会

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