5月19日に公開される『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』の最新予告が公開された。

　『ワイルド・スピード』シリーズ10作目となる本作では、ドム（ヴィン・ディーゼル）とそのファミリーが、シリーズ史上最も凶悪なヴィランと対峙することになる。最狂の敵の名はダンテ（ジェイソン・モモア）。彼は、12年もの時をかけてドミニクたちファミリーへの苛烈な復讐計画を練っていた。さらに、謎に包まれた新キャラクター、テス（ブリー・ラーソン）も登場する。また、今作よりデッカード・ショウ（ジェイソン・ステイサム）がシリーズ本格復帰を果たす。

　公開された映像でまず映し出されるのは、カソリックの総本山でもあるバチカン。そこで、ダンテによる巨大爆弾を使ったファミリー壊滅大作戦が行われる。ダンテの目論見を見越してドムたちは先に手を打っていたのだが、それをも先読みし用意周到に罠にはめるダンテ。ノンストップに燃えながら街を破壊し転げ落ちる爆弾をドライビングテクニックで並走し川に落とすことに成功するも、その破壊力はすさまじく、爆風を浴びたダンテは「地獄行きだな」と不敵な笑みを浮かべる。

　「お前のおかげで今の俺がいる。お返しにお前のファミリーを壊してやる！」と執拗にドムを狙い、そしてドムの愛するファミリーを破壊しようと着実に毒牙にかけるダンテ。その矛先はドムの溺愛する息子・ブライアンにも向けられる。映像内には、ドムの弟ジェイコブ（ジョン・シナ）とブライアンが意気揚々とハイタッチする様子も収められている。

　窮地に陥ったファミリーが助けを求めたのはかつての宿敵デッカード（ジェイソン・ステイサム）。前作で復活を果たしたハン（サン・カン）とデッカードの新コンビが息のあった活躍を見せ、特殊部隊を蹂躙する。

　さらに、新たにファミリーに仲間入りするテス（ブリー・ラーソン）も切れ味鋭い動きを見せる。バーで無礼な態度を取った男を倒し、ドムと共にマシンガンをぶっ放すテスの姿が収められている。一方、レティ（ミシェル・ロドリゲス）とサイファー（シャーリーズ・セロン）は謎の研究所らしきラボで肉弾戦を繰り広げる。

　映像の最後には、ドムがダムを舞台に決死のドライブを見せる様子が切り取られている。大型トラックで挟み潰されそうになるも、相棒のダッジチャージャーで真っ逆さまにダイブするドム。果たして、ダンテの「最後のレースだ」の一言は現実のものとなってしまうのか。

■公開情報
『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』
5月19日（金）全国公開
出演：ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジェイソン・モモア、ナタリー・エマニュエル、ジョーダナ・ブリュースター、ジョン・シナ、ジェイソン・ステイサム、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン、ブリー・ラーソン
監督：ルイ・ルテリエ
脚本：ジャスティン・リン、ダン・マゾー
提供：ユニバーサル・ピクチャーズ
配給：東宝東和
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