高橋文哉、桜田ひよりと「色々相談できて良かった」 『交換ウソ日記』クランクアップ

 7月7日公開の高橋文哉主演映画『交換ウソ日記』がクランクアップを迎え、高橋と桜田ひよりのクランクアップ写真が公開された。

 本作は、携帯小説サイト「野いちご」で配信が始まり、2017年に文庫化、さらに2020年にTikTokで話題になったのをきっかけにシリーズ化、ジュニア文庫化、コミカライズ化もされた、櫻いいよによる同名青春小説を実写化する青春映画。

 高校2年生の希美は、ある日移動教室の机の中で、「好きだ。」ただ一言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、2人の秘密の交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。いつも空気を読みすぎてしまう、話し下手な希美は、自分とは真逆の思ったことをはっきりと口にする、ド直球な瀬戸山を最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく。その一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき事態は思わぬ方向へ向かう。嘘から始まった、切ない片想いの行方はいかに。

 高橋が演じるのは、学校イチのモテ男子、瀬戸山潤。瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を桜田が演じる。高橋は、本作が恋愛映画初主演、桜田も恋愛映画ヒロイン初挑戦となる。

 恋愛映画初主演となった高橋は、「主演として瀬戸山の役と向き合ってきましたが、充実していたのですごくあっという間に過ぎていきました」と密度の濃い撮影期間だったとしながら、撮影現場の雰囲気については「本当に最高だと思います! キャストの皆さんは、年齢が近くて和気あいあいとしてましたが、そこにスタッフさんも入ってきてくださって、一丸となっている感じがしました。その雰囲気だからこそできた表情やコミュニケーションが間違いなくありました」とコメント。また桜田については「こっちの方がキュンとするかな、こっちのセリフの言い回しの方がいいかな等、色々相談できて良かった」と、共演シーンを相談しながら作り上げていったことを明かした。

 桜田も「毎日が山場のシーンを撮っているかのような感覚で、あっという間の1カ月でした」と撮影期間を振り返りながら、自身が演じた希美という役については「交換日記の中では(親友で瀬戸山が想いを寄せる)江里乃のふりをしつつも、希美として瀬戸山くんと会った時には本当のことを打ち明けられない複雑な気持ちや葛藤をどう表現したらいいのか、手探りで考えていました」とコメント。また印象に残っている撮影については、2日間みっちり練習を重ねた球技大会のシーンや、放課後のカラオケに学校行事など、高校生の日常らしい場面を挙げ、「他愛もない話をしたり、ふざけて笑い合ったり、本当に学校生活を送っているかのような感覚でした」と笑顔でコメントした。

 最後に、高橋は「素敵な共演者の皆さんとスタッフの方々で作り上げた最高の映画です。瀬戸山潤として残せるものは、全てスクリーンの中に落とし込みました。是非最高に期待して楽しみにしていただければと思います」とコメントし、桜田は「自分でも新しい発見がたくさんあって、この撮影期間本当にキラキラ輝いていたので、そのキラキラが皆さんの目の中に映し出されることを期待しています!」と本作の公開に向けて意気込みを語った。

■公開情報
『交換ウソ日記』
7月7日(金)全国ロードショー
出演: 高橋文哉、桜田ひより
原作: 櫻いいよ『交換ウソ日記』(スターツ出版文庫)
監督: 竹村謙太郎
脚本: 吉川菜美
配給: 松竹
製作:「交換ウソ日記」製作委員会
©2023「交換ウソ日記」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/koukan-usonikki/
公式Twitter:@koukan_usonikki
公式Instagram:@koukan_usonikki

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