キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:コンセクエンス』9月公開 ティザービジュアルも

 キアヌ・リーブス主演映画『John Wick: Chapter 4(原題)』が、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の邦題で9月に公開されることが決定した。

 2015年に1作目『ジョン・ウィック』、2017年に『ジョン・ウィック:チャプター2』、そして2019年に『ジョン・ウィック:パラベラム』と、公開されるごとに前作の全世界興行収入を倍々近くに更新し続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。

  シリーズ4作目となる本作では、ロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した男が、遂に裏社会を支配する組織との決着に動く。

 シリーズ最高の興行成績を記録した前作から3年、切れ味鋭いアクションを追求するリーブスに加え、ウィックを追い詰める盲目の達人ケイン役でドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役で真田広之が出演する。

 さらに前作から引き続きウィックの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン役のイアン・マクシェーン、コンシェルジュのシャロン役のランス・レディック、地下組織の王バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンも続投する。

 主席連合の高官グラモン侯爵役には、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』でペニー・ワイズを演じたビル・スカルスガルドが抜擢された。また、真田扮するシマヅの娘アキラ役でロンドンを拠点に活躍する日本人アーティスト、リナ・サワヤマが出演する。監督は第1作から引き続きチャド・スタエルスキが続投し、今作でも最先端アクションを生み出す。

 “報い”や“結果”を意味する副題の『コンセクエンス』についてスタエルスキ監督は、「重要なテーマなんだ。二つの悪い選択肢のどちらを選ぶのか。それはそのキャラクターを定義する。結果は時に本人、更に他人に影響を与える。今回ジョンは、それを受け入れることを学ぶ。必ずしも自分だけへの影響とは限らず、自分の愛する人がその影響を被る可能性が生じるということをね」と語る。

 主演のリーブスは、「友情や親子愛、それに対するルールの中で自分はどの様な人間で、どの選択をするのか? その報いを受け入れる事が描かれている。だからこの『コンセクエンス』というセリフが劇中に何度も登場するんだ」とコメントを寄せている。

 あわせて公開されたティザービジュアルには、ネクタイのようにみえる砂時計を首元に身につけ(その中も砂ではなく弾丸が落ちている)、眼光鋭い表情を見せるウィックの姿が捉えられている。

■公開情報
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
9月公開
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、リナ・サワヤマほか
配給:ポニーキャニオン
2023年/アメリカ/原題:John Wick: Chapter 4
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