寺島しのぶ、『どうする家康』語りを担当 「作品にとってプラスになれば幸いです」

 2023年1月8日よりスタートするNHK大河ドラマ『どうする家康』の語りを寺島しのぶが担当することが発表された。

寺島しのぶ©資人導(Vale.)

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 寺島は語りを担当することについて、「試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思いますし、私がやることで、少しでも作品にとってプラスになれば幸いです」とコメント。制作統括の磯智明は、「実は、寺島さんは語りの“中の人”にピッタリなのです」と劇中では、“中の人”がいずれ明かされることを匂わせた。

コメント

寺島しのぶ(語り)

お話をいただいて、真っ先に思ったのが、「私で大丈夫ですか?」でした。でも台本を読んでみたら、すごく楽しくて。画にきちんと沿っている語りがあれば、全然違うことを言っている場面もあるんです。「さあ、どうやろう?」とワクワクしました。収録では、毎回、即興でお芝居をしているような感覚ですね。
試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思いますし、私がやることで、少しでも作品にとってプラスになれば幸いです。皆さま、どうか広い心で聞いてやってください!

磯智明チーフ・プロデューサー

寺島しのぶさんにドラマの語りをお引き受け頂き、とても嬉しく思っております。
寺島さんの語りは、激動の家康の生涯を語る上でふさわしい、力強くも繊細な感じになると、とても楽しみです。
実は、寺島さんは語りの“中の人”にピッタリなのです。
ナイーブな家康を、語りの方は強き神の子であると固く信じて止みません。
語りの“中の人”とは一体、誰なのでしょうか?
劇中でいつか明かされると思います。
寺島さんの声をヒントに、楽しみにお待ち下さい。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、2023年1月8日(月)スタート 毎週日曜20:00〜放送
※初回15分拡大版
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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