9月1日に放送された『ちむどんどん』（NHK総合）第104話では、事故に遭い「瀕死の重体」だという智（前田公輝）は、実際には車にひかれそうになって軽く頭を打っただけで、特に心配はないということが分かる。

　順次（志ぃさー）から始まった伝言が、三郎（片岡鶴太郎）を経て、暢子（黒島結菜）に伝わる間に話が変わっていった模様。前日、智にひねくれた態度を取ってしまった歌子（上白石萌歌）は、「あんなしてケンカ別れして、智ニーニーが死んでしまったら、どんなしようって……」と、不安だった心の内を智に吐露する。智は「心配してくれてありがとう。まあ、よく分からんけど、仲直りヤサ」と言って、握手をしようと歌子に手を差し出す。視聴者からは「仲直りできて良かったけど、“瀕死の重体”だと誤解させるとか、かなり大掛かりだったね」といった声が。

　一方、東京で営業の仕事を終えた賢秀（竜星涼）と清恵（佐津川愛美）は、「アッラ・フォンターナ」でランチすることに。そこで清恵は、友達の話と言いながら、恐らく自分の過去の過ちについて語る。それを聞いた賢秀は、「人はよ、何回でも人生をやり直せる。そう思わないと、俺自身やっていけないのに」と清恵に言い、「いいこと言うね、たまには」と笑顔になる清恵と良い雰囲気に。SNSには「ニーニーがこれまでとは違う表情を見せた」「ニーニーには清恵さんが“チュラカーギー”（美人）に見えてきたんだね」というコメントが上がった。

　ところが、せっかくの賢秀と清恵の楽し気なランチタイムに、清恵の“昔の男”と思われる人相の悪い人物が乱入してくる。明日の金曜日はどうなるのか、非常に気になるところだ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合：午前8:00〜8:15、（再放送）12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K：7:30〜7:45、（再放送）11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演：黒島結菜
作：羽原大介
語り：ジョン・カビラ
沖縄ことば指導：藤木勇人
フードコーディネート：吉岡秀治、吉岡知子
制作統括：小林大児、藤並英樹
プロデューサー：松田恭典
展開プロデューサー：川口俊介
演出：木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供＝NHK