SUMIRE×神尾楓珠『階段下のゴッホ』に朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、利重剛ら出演決定
9月20日よりTBS系で放送がスタートするSUMIRE主演ドラマ『階段下のゴッホ』に、朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、高橋侃、秋谷郁甫、田中隆三、美波、利重剛が出演することが決定した。
美人、勤勉、成績優秀。大手化粧品メーカーに勤め、人望も厚い働き盛りの歳、年収1000万円超えの“高収入バリキャリ女子”である主人公の鏑木都(SUMIRE)。そんな彼女は、とある絵画に出会ったことで一念発起し、画家になるという夢を叶えるべく東京藝術大学を目指すこととなる。自分らしく生きるために邁進し、強くたくましく夢にも仕事にも向き合い進んでいく都を通して、令和の時代を闊歩する女性たちにエールを送る。
東京藝術大学大学院出身の脚本家・加藤法子が全編脚本を務め、劇伴音楽を火曜ドラマ『中学聖日記』(TBS系)の小瀬村晶が担当する。
朝井が演じるのは、都の勤務する大手化粧品メーカーの先輩社員・源洋二。洋二は無謀ともいえる挑戦を続ける都を見守り、時には導き支える、柔和で誰の懐にもするすると入っていける気さくで優しい上司だ。フランクでありつつも、時に都を優しく大人として諭し見守る。
ひょんなことから都や洋二と関わることになる新進気鋭のカメラマン・夏目きいろを演じるのは田辺。夏目はカメラマンとして活躍し、その堂々たる振る舞いや仕事ぶりが支持を集める若者に人気のインフルエンサーだ。歯に衣着せぬ物言いが目立ち竹を割ったような性格の夏目だが、その芯にはある強い信念があり、最初はぶつかり合っていた都と次第に意気投合していく。
都と平真太郎(神尾楓珠)が通う美術予備校の生徒・高尾ハナ役には石川、栗林一人役は高橋、早川草介役は秋谷に決定。3人もまた美大合格を目指す個性豊かな予備校生を演じ、都とも真太郎とも相互に影響を及ぼしあう。
寡黙で職人気質なところのある、喫茶「ついんず」のマスター・芦屋博康を田中が演じる。芦屋は、美術予備校に連なり本作の第二の舞台として登場する喫茶店のマスター。その口から多くは語られないが度々失敗や挫折を経験しながらも乗り越えてきた人物であり、人生の酸いも甘いも知る彼が登場人物へ少なからぬ影響を与えていく。
美術予備校の講師・綿貫明世を演じるのは美波。明世は予備校生に向き合い、距離感を保ちながらも様々な切り口からそれぞれが抱える悩みへの考え方を示す、繊細さにあふれる聡明な役どころとなる。
とある人物の人生を大きく変えることとなるギャラリーの画廊主・綿貫豊を演じるのは利重。豊は広い知識を持ち、その穏やかさの中に抱えた美術への強く優しい想いをにじませる。美術というものが何故愛されるのか、なぜ人に必要なのかを教えてくれる水先案内人として、本作の鍵を握る。
また、『階段下のゴッホ』の公式サイトも公開。山田智和が撮影したビジュアルや、キャストコメントなどが掲載されている。
コメント
朝井大智
多くの方は子どもの頃に抱いた夢が少なからずあると思います。ただ様々な理由により、実現や夢を追うことを諦めてしまっている人も多い中、この作品の登場人物は色んな環境と戦いながら自分の夢や信念に向かって進んでいく姿が心に響くと思います。
今を必死に生きている都や真太郎たちがどう変わり成長していくのかを注目して観ていただきたいです。
田辺桃子
「美術」と聞くと少し堅苦しく感じる方もいるかと思いますが、この作品はそのイメージがちょっと変わるのではないかと思います。少なくとも私はそうでした。美術品だけでなく作品を通して色味や“個性の色”が煌めきあっています。年齢は関係ない! 都やきいろたちの青春を是非楽しんでもらえたらうれしいです。
石川瑠華
私自身、美術のことをあまり深く知らなかったのですが、この作品を通じて出口のない迷路のような美術の世界を体験し、夢中になりました。美術の世界に興味を持つきっかけとなればいいなと思うと同時に、“自分らしくいること”に対して何か心に届くものがあればうれしいです。是非、ご覧ください!
高橋侃
最初に、カメラ外での草介とハナとの3人の雰囲気作りを大切にしようと思いました。栗林って空気が読めるというか、読めてしまうのがどこか自分の足枷になって、それでもってその立ち回りをすんなりできる人と理解できた瞬間がありました。立ち位置を意識しながら、けれどあくまで僕として、たくさん草介やハナとコミュニケーションを取るようにしました。僕らの雰囲気が出来上がっていないと、都や真太郎との関係性が成立しない、2人が上手く僕らの中に入ってこられないと思ったからです。カメラの前で演じるというよりは、カメラ外で起きているそのままの雰囲気が画面から伝わるとうれしいなと思っています。
美術の世界の中の嫉妬や葛藤やもどかしさ、厳しさ、そして一つの白いキャンバスに自分の好きな描き方で好きな鉛筆の硬さでデザインを投影していく楽しさ、奥深さをこのドラマを通して教えていただきました。是非ご覧ください。
秋谷郁甫
僕が演じた早川草介という役は、なんでもわりと平均的にはこなせるが、「自分の表現とは何か」を常に模索している少年です。胃腸が弱く引っ込み思案という設定でしたので、まずは胃腸が弱い時には人間はどうなるかなど、色々な役へのアプローチを自分なりに考え撮影に挑ませていただきました。また、僕自身も役者として常日頃「自分なりの表現とは何か」と葛藤していることもあり、草介の気持ちに寄り添いながら演じることができていると思います。
本作は個性的なキャラクターたちが集まり、「美術」というテーマの中で自分らしく自分の色で物語が進んでいきます。草介が彼なりに悩み、選択し、どのように成長していくのか、ぜひ注目して観ていただきたいです!
田中隆三
私自身、ゴッホの絵が好きです。星月夜なんて、たまりません。ゴッホが生前、生活苦だったことは有名ですが、それでも好きな絵を描き続けたのです。作者によらず絵の持つ魅力は、色んな感動を与えてくれます。そんな題材を扱ったこのドラマは希少だと思いました。
「好きな事と生きていく(働く)事を二刀流で考えても良いじゃないか?」と思う主人公と取り巻く若者をいつの間にか応援したくなっている喫茶店のマスター、それをありのまま演じている私がいました(笑)。
美波
『階段下のゴッホ』は、夢を諦めきれない方、まだ見ぬ夢を見つけたい方におすすめのドラマです。
利重剛
好きなものを好きと素直に言える世界であってほしい。制作・演出チームの想いが柔らかく優しく詰まっている作品ですね。いただいた台詞もどれもこれも腑に落ちる言葉ばかりで、声に出すのが心地よかったです。みなさんの背中をそっと勇気づける作品になったらいいな。
演出・プロデューサー 小牧桜
美術の世界を舞台にしたドラマらしい、本当に個性豊かな出演者が揃ってくださいました。誰しもが骨太な自分を持っていて、常にその魅力を最大限に表現しようと、盛んにアイデアを出し合ってくださいます。現場に入ってみて初めて気づく発見を芝居に生かす柔軟性。どうしたらより良い形になれるかのセッションを楽しんでくれるカッコよさ。男女、年齢、転がる垣根をひょいと飛び越えて、笑顔が素敵な皆さんが『階段下のゴッホ』の世界を彩る様を、是非ご覧いただきたいです。
■放送情報
ドラマストリーム『階段下のゴッホ』
TBS系にて、9月20日(火)スタート 毎週火曜深夜24:58~25:28放送
Paraviにて、9月13日(火)12:00に先行有料配信予定
TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!にて、9月20日(火)地上波放送後、無料1週間見逃し配信
出演:SUMIRE、神尾楓珠、朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、高橋侃、秋谷郁甫、田中隆三、美波、利重剛
脚本:加藤法子
演出・プロデューサー:小牧桜
協力プロデューサー:佐井大紀
配信プロデューサー:大原拓真
音楽:小瀬村晶
製作:『階段下のゴッホ』製作委員会
©「階段下のゴッホ」製作委員会
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
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