映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』が、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて11月25日より公開されることが決定した。

　本作は、兄弟グループ、ビー・ジーズの軌跡を描いたドキュメンタリー映画。ビー・ジーズは、英国マン島に生まれたバリー・ギブと3歳下の双子の弟たち、ロビンとモーリスのギブ3兄弟で結成されたグループ。少年時代から活動を始め、2003年にモーリス・ギブが早くに亡くなるまでの半世紀を超えるキャリアを築いた。全世界で2億2千万枚以上のアルバムを売り上げ、書いた曲は1100曲以上。そのうち全英・全米ナンバーワンヒットが20曲、トップ10ヒットが70曲という業績を誇る。

　本作は、貴重な写真や未公開のムービーを駆使し、名曲誕生の瞬間を体験できる構成に。同時に、単なる成功談だけではなく、時代の寵児として疾走したビー・ジーズを襲った逆風と現在へと続く偏見の芽を描く。『インディ・ジョーンズ』シリーズや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどを手がけたハリウッドを代表するプロデューサーで、監督としても『南極物語』『生きてこそ』などを手がけてきたフランク・マーシャルが監督を務めた。

　作中では、ビー・ジーズをこよなく敬愛するエリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー、クリス・マーティン、ジャスティン・ティンバーレイク、マーク・ロンソンらアーティストがインタビューに参加し、ビー・ジーズが彼らのとってどのような存在かを熱く語っている。「ビー・ジーズを語りたい」という有名アーティストの数の多さに製作陣が対応に困った、という逸話もある。

■公開情報
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』
11月25日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて公開
監督：フランク・マーシャル
製作：ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ
脚本：マーク・モンロー
出演：バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー（オアシス）、ニック・ジョナス（ジョナス・ブラザーズ）、マーク・ロンソン、クリス・マーティン（コールド・プレイ）、ジャスティン・ティンバーレイク、ピーター・ブラウン、ヴィンス・メルーニー、ミカエル・ライリー、ルル、アラン・ケンダル、イヴォンヌ・ギブ、ビル・オークス、デニス・バイロン、ブルー・ウィーバーほか
配給：STAR CHANNEL MOVIES
2020年／アメリカ／英語／カラー／111分／原題：The Bee Gees: How Can You
Mend a Broken Heart／日本語字幕：大渕誉哉／字幕監修：吉田美奈子
©︎1978 Shutterstock / Photo credit: Lennox Mclendon/AP/Shutterstock
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公式サイト: thebeegees-movie.com