監督・堤大介×脚本・岡田麿里 Netflixシリーズ『ONI:神々山のオナリ』初映像公開

 Netflixにて全世界独占配信されるNetflixシリーズ『ONI:神々山のオナリ』の初映像と新場面写真が公開された。

 本作は、2015年の第87回アカデミー賞にノミネートされた短編アニメーション『ダム・キーパー』を手がけた堤大介が監督・制作を務め、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがっているんだ。』の岡田麿里が脚本を手がけた全4話のオリジナルCGアニメーション。元ピクサーのロバート・コンドウと堤が設立したアメリカのアニメーションスタジオ、トンコハウスが制作を務める。

 声優陣には、Netflixの青春ドラマ『ベビーシッターズ・クラブ』で主演を務めるモモナ・タマダをはじめとし、アーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナル、ブリタニー・イシバシ、オマー・ミラー、アンナ・アカナ、シャーレット・タカハシ・チュンらが参加。さらに沢城みゆきが英語版キャストとして参加する。

 舞台は、日本神話に登場する変わり者の神さまや妖怪たちが暮らす世界。そこで自由奔放に生きる、風変わりな主人公のおてんば娘、おなり。古くから伝説として語り継がれている“偉大な英雄”に憧れていて、次の英雄になるため毎日せっせと稽古に励むおなりだが、父のなりどんはヘンテコな神様で、なぜか何も教えてくれない……。そんな中、古来から山の神々が恐れてきた「ONI」の脅威が迫り来る。果たして、おなりは平和な山を守ることができるのか。そして、憧れの英雄になることはできるのか。

 場面写真では、天狗たちと相まみえる「ONI」の姿が捉えられている。もふもふの髪の毛で丸みを帯びた体つきをしており、可愛らしさも感じさせる「ONI」だが、果たしてその素顔とは。

『ONI: 神々山のオナリ』👹⚡️ ティーザー予告編

 公開された映像では、神秘的な山々を天狗や河童、ダルマたちが不穏な気配に気づいて駆け巡っていると、謎に包まれた「ONI」と遭遇するシーンが描かれる。

 2007年からピクサーでアート・ディレクターとして活動した経験を持つ堤。本作は、堤の個人的な過去の体験に迫った物語になっており、「この2つの世界の狭間に生きる少女の物語は、僕自身の人生のストーリーに紐付くお話としてスタートしました。でも制作が進み、関わってくれた多くのメンバーが、このストーリーにそれぞれのパーソナル・ストーリーとして共感し、情熱を注いでくれました」と、堤は本作に込めた想いを打ち明けた。

 また、声優陣について、堤は「英語版の声優として参加してくれた役者さんたちは、僕がダメで元々リクエストだったドリームキャスト。まさかその一人一人が受けてくださるとは夢にも思ってませんでした。彼らもまた、同じようにこの作品に対して情熱を持って向きあってくれ、このユニークなキャラクター達に命を吹き込んでくれました」と信頼と自信を語っている。

■配信情報
Netflixシリーズ『ONI:神々山のオナリ』
Netflixにて全世界独占配信
監督・制作:堤大介
脚本:岡田麿里
エグゼクティブ・プロデューサー:ロバート・コンドウ、ケーン・リー
プロデュース:サラ・K・サンプソン
共同エグゼクティブ・プロデューサー:サラ・K・サンプソン、ミーガン・バーテル
アニメーション制作:トンコハウス
出演:モモナ・タマダ、アーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナル、ブリタニー・イシバシ、オマー・ミラー、アンナ・アカナ、シャーレット・タカハシ・チュン、沢城みゆき、松崎悠希、ロバート・コンドウ、ジョージ・タケイ

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