TVアニメ『地獄楽』のティザーPVとメインビジュアルが公開された。

　本作は、マンガ誌アプリ『少年ジャンプ＋』にて連載され、シリーズ累計発行部数380万部を突破した賀来ゆうじの同名コミックをアニメ化したもの。

　舞台は江戸時代末期。抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち。謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることができるのか。

　12月19日に開催された「ジャンプフェスタ2022」配信ステージ「ジャンプスタジオ （RED）」にて、各情報を発表。アニメーション制作を手掛けるのは、『呪術廻戦』『チェンソーマン』などで知られるスタジオ「MAPPA」。監督を牧田佳織、シリーズ構成を金田一明、キャラクターデザインを久木晃嗣が担当する。

　公開されたティザーPVには、画眉丸、佐切をはじめとする各キャラクターが登場。鮮やか色彩で未知の生物たちとのバトルシーンなどが映し出されている。

　あわせて公開されたティザービジュアルは、佐切の刀に画眉丸が映っている構図が印象的な、2人の対峙を描いたものとなっている。公開とあわせて公式サイトもビジュアルを使ったアニメ仕様にリニューアルされている。

　また、アニメ化とあわせて舞台化も始動。2022年秋頃の公演を予定している。

コメント

賀来ゆうじ（原作者）

今の今までアニメ化という現実に微かな疑いを持っていたのですが、MAPPA様のハイクオリティな 作画のお陰でようやく実感が湧きました。今更ながらドキドキしています。視聴者だけでなく制作側も 楽しんで貰える作品になれば、本当に嬉しいです。

牧田佳織（監督）

賀来先生が描かれたキャラクターそれぞれの生き方、考え方、そして心の揺らぎに寄り添うこと。
舞台となる神仙郷の幻想的でグロテスクな空気感を如何に映像に描き出すかということ。
原作と向き合い、試行錯誤の繰り返しですが、悩ましくも楽しい日々です。
最大限の愛と全力を注いで制作してまいります。宜しくお願い致します。

久木晃嗣（キャラクターデザイン）

斬新な設定とスピーディーに展開される群像劇、賀来先生のオリジナリティ溢れる線で紡がれた独特な絵柄とキャラに対する暖かな眼差し……
魅力的な原作を映像として盛り上げていけるよう、スタッフ一同頑張って行きたいと思います。
何より賀来先生の大切なお子さん達（キャラクター達）をお預かりしてるので緊張至極でございます。

出羽良彰（音楽）

極楽浄土の地で繰り広げられる戦いにハラハラしながら、一気に読ませて頂きました。
誰が敵で味方か、それぞれが協力して戦っていく姿がとても印象的でした。
この世界観を音楽でも表現できる様、イメージを膨らませています。

■作品情報
『地獄楽』
原作：賀来ゆうじ『地獄楽』（集英社 ジャンプコミックス刊）
監督：牧田佳織
シリーズ構成：金田一明
キャラクターデザイン：久木晃嗣
音楽：出羽良彰
制作：MAPPA
企画：ツインエンジン
原作協力：少年ジャンプ＋編集部
(c)賀来ゆうじ／集英社・ツインエンジン・MAPPA
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