神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める蜷川実花監督作『ホリック xxxHOLiC』の追加キャストが発表され、SixTONESの松村北斗と玉城ティナの出演が決定した。

　原作は、『週刊ヤングマガジン』で連載され、単行本の累計発行部数は1400万部を突破する創作集団・CLAMPの人気コミック。刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきた蜷川実花が監督を務める。

　神木演じる四月一日の、クールでミステリアスな同級生・百目鬼静（ドウメキ・シズカ）を演じるのは、今回が蜷川監督作品初参加となる松村。SixTONESのメンバーとして2年連続紅白歌合戦の出場を果たす一方、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』などの話題作にも出演した。寺の息子で巧みな弓の使い手という役柄で、松村は弓道の特訓を重ねて撮影に挑んだという。

　そして、心を閉ざしている同級生・四月一日に明るく接するツインテールの美少女・九軒（くのぎ）ひまわりを演じるのは、モデル・俳優として活躍する玉城。蜷川監督作『Diner ダイナー』ではヒロインのオオバカナコを演じ、Netflixオリジナルドラマシリーズ『Followers』にも出演。10月には、蜷川撮り下ろしによるデビュー10周年記念写真集『世界』を刊行するなど、蜷川作品に欠かせないミューズともいえる。同級生・四月一日と百目鬼の前ではいつも笑顔だが、実は彼女にも秘密があり……という役どころで、新境地を見せる。

　また、あわせて公開された写真は、蜷川監督による撮り下ろし。濡れ髪の袴姿が印象的な百目鬼と、トレードマークの笑顔を封印したひまわりのビジュアルが切り取られている。

コメント

松村北斗

蜷川監督の作品は以前から好きで、そこにある世界観に憧れを抱いていました。現場では蜷川ワールドに飲み込まれたような感覚になりながら日々を過ごしていました。
神木さんや柴咲さんがお芝居によって提示する 説得力に引っ張って頂き、必死について行きました。 刺激的な映像に繊細なメッセージが込められた作品の一部になれたことを本当に嬉しく思います。

玉城ティナ

今回九軒ひまわり役を演じさせてもらっています。高めツインテールで、ばっと見元気でかわいらしい。そんな女の子を蜷川組で!?と一瞬驚きましたが、もちろんひまわりにも秘密があります（笑）。
現場では、神木さん、松村さんと同じシーンが多くて、どんなにシリアスなシーンでもカットがかかれば、本当の同級生のようにお喋りしたり、と思えば散らばったり、自由な三人でとても楽しく撮影を終える事ができました。柴咲さんと同じシーンの時は、佇まいが侑子さんにしか見えなくて、こっそりドキドキしながら監督の演出に耳を傾けていました。 『xxxHOLiC』実写化？　どうやるの？　の声に、そうきたか～！　と応える蜷川監督、今回もかっこよかったです。

■公開情報
『ホリック xxxHOLiC』
2022年4月29日（金）全国公開
監督：蜷川実花
出演：神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ
原作：CLAMP『xxxHOLiC』（講談社『ヤングマガジン』連載）
脚本：吉田恵里香
配給：松竹　アスミック・エース
製作：映画「ホリック」製作委員会
(c)2022映画「ホリック」製作委員会 (c)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.／講談社
公式サイト：xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp
公式Twitter：＠xxxHOLiC_movie
公式Instagram: @holic_movie.official