岡山天音、『最愛』で松下洸平の後輩役に 念願の塚原あゆ子演出作に「つい声が(笑)」

 岡山天音が、吉高由里子主演のTBS金曜ドラマ『最愛』に出演することが決定した。

 本作は、完全オリジナルで描くサスペンスラブストーリー。主演の吉高とは、2019年4月期放送のTBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』以来となる新井順子がプロデュースを務め、演出の塚原あゆ子、脚本の奥寺佐渡子、清水友佳子と、2017年4月期の金曜ドラマ枠で放送された『リバース』のスタッフが揃った。また、宇多田ヒカルが本作の主題歌を務める。

 殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開する本作。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がり、その真相に迫る姿を完全オリジナルで描く。

 岡山が演じるのは、富山県警の刑事・藤井隼人。本作は15年の時を経て封印したはずの“事件”が再び動き出すというストーリーであり、藤井は15年前の梨央や大輝をよく知る、事件の真相を解明していく上で重要な役どころとなる。

 藤井は白山大学2年生の陸上部員で、大輝の1年後輩。陸上部の男子寮で暮らし、寮夫の達雄(光石研)やその娘の梨央とは家族のように親しくしていた。卒業後は富山県警に就職して刑事となり、やがて起こる連続殺人事件の捜査で大輝を手助けする立場に。事件と愛する梨央との間で苦悩する大輝にとって、心を許して話せる唯一の存在でもある。

岡山天音 コメント

以前から塚原さんの作品が好きで、ご一緒させていただきたいと思っていました。それを周りの人たちにも話していたので、台本を開いて塚原さんの名前を見たときは「あ、塚原さんだ!」ってつい声が出ちゃいました(笑)。
藤井隼人という男は自由度が高いといいますか、決めごとよりも余白の多いポジションだったので、それを逆手にとって色々なところからインスピレーションを拾ってきて、この作品の中でどのように存在すれば、より作品に厚みと奥行きを持たせる一助になるか考えながら演じようかと思います。なので、まずは前髪結んでみたりしていますね(笑)。ただ自由な分、みんなの「こういう役だよね」という共通認識がない中スタートしていくので緊張感もあります。物語もとても面白く、洗練されたエンターテインメントだなと感じました。このような作品の一部になれるということで、また一つ貴重な時間を過ごせそうな予感がしています。

■放送概要
金曜ドラマ『最愛』
TBS系にて、10月15日(金)スタート 毎週金曜22:00~22:54放送
出演:吉高由里子、松下洸平、田中みな実、佐久間由衣、高橋文哉、奥野瑛太、岡山天音、薬師丸ひろ子(特別出演)、光石研、酒向芳、津田健次郎、及川光博、井浦新
脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子
編成:中西真央、東仲恵吾
主題歌:宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS

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