風間俊介、血で汚れた顔で立ち尽くす 藤原竜也主演『鳩の撃退法』場面写真&コメント公開

 8月27日に公開される藤原竜也主演映画『鳩の撃退法』より、風間俊介演じる幸地秀吉の場面写真とコメントが公開された。

映画『鳩の撃退法』

 本作は、第157回直木賞受賞作『月の満ち欠け』などで知られる佐藤正午の同名小説を映画化したもの。天才作家・津田伸一役を藤原が演じるほか、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司らが脇を固める。『ホテル ビーナス』のタカハタ秀太が監督を務めた。

 かつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅。彼の話は嘘なのか本当なのか。鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。

 幸地秀吉(風間俊介)は、4歳の娘を持ち、家族3人で幸せに暮らしているバーのマスター。秀吉が深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところに天才作家の津田伸一が居合わせ、二人は小説談議に花を咲かせることになる。しかし、ある日突然秀吉は家族と共に姿を消してしまう。今回公開された場面写真では、血で汚れた顔で立ち尽くす秀吉が切り取られている。

 秀吉を演じた風間は、「正直な話、自分がパズルのピースの一つなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」とコメントしている。

■公開情報
『鳩の撃退法』
8月27日(金)全国ロードショー
出演:藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、坂井真紀、濱田岳、ミッキー・カーチス、リリー・フランキー、豊川悦司
原作:佐藤正午『鳩の撃退法』(小学館刊)
監督:タカハタ秀太
脚本:藤井清美、タカハタ秀太
製作幹事:松竹、電通
配給:松竹
制作プロダクション:AOI Pro.
制作協力:松竹撮影所、松竹映像センター
(c)2021「鳩の撃退法」製作委員会 (c)佐藤正午/小学館
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/hatogeki-eiga/
公式Twitter:@hatogeki_eiga

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