そして、宮田も10月2日公開の映画『劇場版BEM～BECOME HUMAN～』でバージェス・オルセンを演じている。バージェスはベルム（ベム）の親友で、ノリの軽いお調子者。物語のキーマン的キャラで、初アフレコにして大役を担った形になった。公式サイトに公開されている動画で早くも、宮田の演技が見られる。そこにいるバージェスは間違いなく宮田の声なのだが、「Kis-My-Ft2の宮田俊哉」ではなく、「バージェス・オルセン（CV：宮田俊哉）」であった。本人は「初めて声優に挑戦させていただいて、最初は右も左もわからなかったのですが、いろいろな方からアドバイスを頂いてちゃんと形になったと思います」（参考：Kis-My-Ft2 宮田俊哉、『劇場版BEM』で声優初挑戦　「ちゃんと形になったと思います」）と謙虚な姿勢を見せているが、CMでも宮田のシーンが切り取られているなど、評価を受けていることが分かる。

　元々、宮田も佐久間も舞台で鍛えられており、声が非常に通る。さらには普段からやや芝居がかった喋り方ををしており、それも存分に活きているのではないだろうか。これまでも木村拓哉、堂本光一、二宮和也、相葉雅紀、風間俊介など、多くのジャニーズメンバーが声優の仕事に取り組んできた。昨今ではバーチャルアイドルとして、ジャニーズJr.内グループ・なにわ男子の藤原丈一郎と大橋和也がキャラクターボイスを務めている。声優デビューで高い評価を得た宮田と佐久間には、ぜひとも「ジャニーズ×声優」というポジションを確立していってほしい。