新津ちせ、池下リリコ、井浦新、カートゥーン・サルーン最新作『ウルフウォーカー』吹替版声優に

 10月30日公開のアニメーション映画『ウルフウォーカー』の日本語吹替版声優として、新津ちせ、池下リリコ、井浦新の出演が決定した。

 本作は、 製作した長編すべてがアカデミー賞にノミネートされているアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」の最新作。『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』に続くケルト3部作の完結となる。

 中世からアイルランド・ キルケニーで密かに伝えられてきた伝説で、 眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”。 ハンターを父に持つ少女ロビンは、 人間とオオカミがひとつの体に共存し、 魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある “ウルフウォーカー”のメーヴと友達になる。 彼女とロビンが森で交わした約束は、 図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが少女は、 勇気を持って信じる道を進もうとする。

 監督を務めたのは、 アカデミー賞に2度ノミネートされたトム・ムーアと『ブレンダンとケルズの秘密』のアート・ ディレクター、ロス・スチュワート。声優には、ロビン役に『 アガサ・クリスティー ねじれた家』のオナー・ニーフシー、父親ビル役に『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーン・ビーンが名を連ねる。 音楽は前2作同様、ケルト音楽のバンドであるKiLAと、新たに『アナと雪の女王2』 で知られるノルウェーの新世代歌姫オーロラが参加する。

 ハンター見習いの少女・ロビンを、NHK2020応援ソングプロジェクトによる応援ソング「パプリカ」を歌う「Foorin」の最年少メンバーで、『喜劇 愛妻物語』や『ミセス・ノイズィ』の公開も控える新津が演じる。ウルフウォーカーのメーヴには、同じく「Foorin」のメンバーで、ミュージカル『アニー』のモリー役でも知られる池下が抜擢。そしてロビンの父でウルフハンターのビル役を井浦が務める。アフレコはこれから収録される予定だ。

 声での出演が決定した新津、池下、井浦からはコメントが寄せられている。

コメント

新津ちせ

神秘的な美と生命力にあふれているカートゥーン・サルーンの作品がどれも大好きなので、今とってもワクワクしています!
友情と約束を大切にし、人間とオオカミがともに生きる道をさがす、優しくてまっすぐなロビンの姿をぜひたくさんのかたに見てもらいたいです!
メーヴ役のリリコちゃんとは普段から仲良しなので、力をあわせてアフレコ頑張ります!

池下リリコ

思いやりがあり自由奔放で瞬間瞬間を大切に生きるメーヴが大好きです。
どんなことにも前向きに取り組んでいるメーヴを尊敬しています!
だから、メーヴを演じられることがとても嬉しいです!!️
私とロビン役のちせとは仲が良いので、一緒に頑張ります!
私は自然と人が仲良くできるようにという願いを込めて力強く伝えたいです!!️

井浦新

カートゥーン・サルーンは歴史や文化の奥深さ、大自然の偉大さを感じられる作品たちに出会わせてくれます。
その世界観を楽しみながら、心を込めてビルを演じていきたいと思います。

■公開情報
『ウルフウォーカー』
10月30日(金)、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:トム・ムーア、ロス・スチュアート
音楽:ブリュノ・クレ、KiLa、オーロラ
声の出演:オナー・ニーフシー、エヴァ・ウィッテカー、ショーン・ビーン
配給:チャイルド・フィルム
後援:駐日アイルランド大使館
2020年/アイルランド・ルクセンブルク/英語/103分/ヴィスタ/カラー/ドルビー・デジタル/日本語字幕:稲田嵯裕里/原題:WolfWalkers
(c)WolfWalkers 2020

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