六本木蔦屋書店で開催 『ロングデイズ・ジャーニー』公開記念「ビー・ガン フェア」詳細が明らかに
映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の公開を記念して、3月7日にオープンする六本木蔦屋書店2階フロアにて「ビー・ガン フェア」が開催される。
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』は、2015年に長編映画『凱里ブルース』で映画デビューを飾った中国映画界・新時代の旗手ビー・ガンの監督第2作。第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門で初上映された後、トロント国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭、ニューヨーク映画祭など、世界の名だたる映画祭で絶賛され、中華圏映画のアカデミー賞とされる金馬奨でも、撮影・音楽・音響の3部門を受賞した。中国本土での興行では、近年のアート系映画の成功例と言われたジャ・ジャンクー監督の『帰れない二人』の10億円を遥かに凌ぐ41億円の大ヒットを記録。さらに北米でも、20週を超えて続映され、ロングランヒットとなった。
公開記念フェアでは、昨年12月に初来日を果たしたビー・ガン監督が、蔦屋書店からの依頼を受けて、同店で購入できるもののリストを中心に「2020年に観たい20本のオススメ映画」を発表。また、『凱里ブルース』のポスターイメージの連作で、一躍脚光を浴びた中国人グラフィックデザイナーのルー・ユンファンによる本作のアートポスター6点が展示され、さらに日本版のポスターを手がけているTAGBOAT DESIGNの今井徹によるアートポスター6点も加えた全12点のオリジナルプリント限定受注販売も行われる。『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のポスター展は4月4日まで、その後『凱里ブルース』のポスター展が5月初旬まで開催される。ほかにも『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』と『凱里ブルース』の日本版ポスター、ポストカード、上映館以外での販売は初となる『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のパンフレットも店頭で販売される。
■開催情報
「ビー・ガン フェア」
3月7日(土)〜4月4日(土)まで開催
会場:六本木 蔦屋書店(東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 2階フロア)
内容:ポスター展、パンフレットおよびポストカードの販売、ビー・ガン監督セレクション「2020年に観たい20本」発表
1.ガス・ヴァン・サント『エレファント』
2.ジャック・タチ『プレイタイム』
3.リドリー・スコット『ブレードランナー』
4.アラン・レネ『二十四時間の情事』
5.アンドレイ・タルコフスキー『鏡』
6.ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』
7.ウォン・カーウァイ『天使の涙』
8.エドワード・ヤン『クーリンチェ少年殺人事件』
9.ジャ・ジャンクー『一瞬の夢』
10.チェン・カイコー『さらば、わが愛/覇王別姫』
11.ホウ・シャオシェン『憂鬱な楽園』
12.黒澤明『酔いどれ天使』
13.成瀬巳喜男『浮雲』
14.伊丹十三『タンポポ』
15.是枝裕和『幻の光』
16.北野武『HANA-BI』
17.深田晃司『淵に立つ』
18.橋口亮介『ぐるりのこと』
19.湯浅正明『ピンポン』(松本大洋原作)
20.ベルナルド・ベルトルッチ『ラスト・エンぺラー』
■公開情報
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯て』
ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国公開中
監督:ビー・ガン
出演:ファン・ジエ、タン・ウェイ、シルヴィア・チャン
配給:リアリーライクフィルムズ、miramiru
提供:ドリームキッド + basil、miramiru、リアリーライクフィルムズ
2018年/中国・フランス/カラー/138分/原題:Long Dayʻs Journey into Night(地球最后的夜晩)
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