アジア系女優初のGG賞主演女優賞に輝いたオークワフィナの涙も 『フェアウェル』日本版予告
4月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショーされる『フェアウェル』の日本版予告編が公開された。
第77回ゴールデングローブ賞で、主演のオークワフィナがアジア系女優初の主演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた本作は、中国系アメリカ人として世界で活躍するルル・ワン監督の実際の“嘘”から生まれた、A24が贈る家族の物語。
アメリカに住むビリーに突然知らされたのは、中国に住む大好きな祖母“ナイナイ”の余命宣告だった。余命わずかなナイナイのもとを訪れるために、いとこの結婚式と嘘をつく家族。久しぶりに集まり、ともに食卓を囲む家族だが、「ずっと会いたかった」と優しく声をかけるナイナイとは裏腹に、真実を知っている家族は必死に悲しい顔を隠すのだった。
今回公開された予告編では、アメリカ育ちのビリーが、中国では余命宣告をしないという文化に戸惑う姿が収められている。ビリーを演じるオークワフィナが、涙を浮かべながら「これは正しいのか?って、いつも悩んでる」と、大好きなナイナイへ嘘をつくことに対して葛藤するシーンも。
あわせて公開されたポスタービジュアルでは、真ん中に笑顔で座るおばあちゃんことナイナイに、それぞれが不安な表情で目を向ける家族の姿が。オークワフィナのふてくされた顔も垣間見える。
■公開情報
『フェアウェル』
4月10日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ルル・ワン
出演:オークワフィナ、ツィ・マー、ダイアナ・リン、チャオ・シュウチェン
配給:ショウゲート
2019/カラー/5.1ch/アメリカ・中国/スコープ/100 分/原題:The Farewell/字幕翻訳:稲田嵯裕里
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公式サイト:farewell-movie.com