最期の日々に密着したドキュメンタリー 映画『“樹木希林”を生きる』10月公開決定
映画『“樹木希林”を生きる』が10月4日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作は、昨年の9月15日に逝去した樹木希林さんの長期を密着取材し、大反響を呼んだドキュメンタリー番組に未公開映像を加えて再編集したもの。「4本の映画に密着すれば何とかなるわよ」と樹木希林さんへの1年間の長期取材が許された。ルールは1人で取材すること。ディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続ける。現場ではスタッフでも、監督でも言いたいことはちゃんと伝え、一つひとつの映画と、役柄と向き合っていく。
自分らしく、どう人生を終えるのか。誰もが迷うこの問いに、自分にカメラを向けさせながら答えを出そうとしているようにさえ思える。仕事、家族との関係、そして大切にしていた日々の暮らし。“樹木希林”の最期の日々を追うドキュメンタリーだ。
公開された予告編では、初めて許された長期の密着取材から見えてくる、様々な“樹木希林”の姿が。家族との複雑な関係。歯に衣着せぬ物言いと、周りの人々にみせる細やかな気遣い、あふれでるユーモアが映し出されている。
■公開情報
『“樹木希林”を生きる』
10月4日(金)シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
出演:樹木希林
語り・撮影・監督:木寺一孝
配給・宣伝:日活
制作・著作:NHK
(c)NHK
公式サイト:kiki-movie.jp