主演のマチュー・アマルリックが監督への信頼を明かす 『シンク・オア・スイム』メイキング映像

 7月12日より公開となったジル・ルルーシュ監督作『シンク・オア・スイム イチかバチが俺たちの夢』より、メイキング映像が公開された。

 本作は、サエないおじさんシンクロチームの人生リスタートをかけたヒューマンドラマ。ドキュメンタリーも放映されるなど話題を呼んだ、スウェーデンで実際に起きた実話を基に制作され、第44回セザール賞にて最多10部門にノミネートされた。

 2年前からうつ病を患い、会社を退職して引きこもりがちな生活を送っているベルトラン(マチュー・アマルリック)は、子供たちから軽蔑され、義姉夫婦からも嫌味を言われる日々をどうにかしたいと過ごしていた。地元の公営プールで「男子シンクロナイズド・スイミング」のメンバー募集を目にしたベルトランは、チーム入りを決意するが、そのメンバーは皆、家庭・仕事・将来になにかしらの不安を抱え、ミッドライフ・クライシス真っただ中のおじさん集団だった。

 『セラヴィ!』にも俳優として出演したルルーシュが監督を務め、『潜水服は蝶の夢を見る』などで知られるマチュー・アマルリックが主演を務める。

『シンク・オア・スイム』メイキング

 この度公開された映像には、主演のアマルリックを筆頭に、初めてのシンクロ練習に戸惑いながらも奮闘する出演者たちの姿が収められている。オリンピックの女子シンクロナイズド・スイミングチームの振付師であるジュリー・ファーブルの厳しい指導や、ルルーシュ監督の熱い檄を飛ばす姿も収められたリアルなメイキング映像に仕上がっている。

 映像内では、「ジルだったから、この作品に参加した」と語るアマルリックが、本作の出演までの過程を明かすシーンも。ルルーシュ監督に信頼を寄せた本作への想いを語っている。

■公開情報
『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』
新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開中
監督:ジル・ルルーシュ
脚本・脚⾊:ジル・ルルーシュ、アメッド・アミディ、ジュリアン・ランブロスキーニ
出演:マチュー・アマルリック、ギョーム・カネ、ブノワ・ポールヴールド、ジャン=ユーグ・アングラード
配給:キノフィルムズ/⽊下グループ
2018/フランス/スコープサイズ/122 分/カラー/フランス語/DCP/5.1ch/⽇本語字幕:加藤リツ⼦/原題:Le grand bain/英題:Sink or Swim/PG-12
(c)2018 -Tresor Films-Chi-Fou-Mi Productions-Cool industrie-Studiocanal-Tf1 Films Production-Artemis Production
公式サイト:http://sinkorswim.jp/

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